第4ハウスの支配星と恋愛の関係

第5ハウスは恋愛の最初のハウス

(相手のことを思うだけとか、告白、片思い等)と

言われますが、その恋愛感情は第4ハウスで

作られます。

これは金星や火星といった異性の好みとは別で、

実際に愛という感情が誰かに向けられる時の

エネルギーは第4ハウス(家庭環境)で培われた

感情エネルギー(マイナス感情、プラス感情)です。

マイナス感情がキツイと第5ハウスが良好でも

恋愛は上手くいきません。

サイン別、第4ハウスが恋愛・結婚に与える影響

という記事にハウスの性質をサラッと書いたので

少しずつ加筆したいと思っていますが、恋愛感情は

第4ハウスにある天体や支配星とそのアスペクトで

かなり変わって来ます。

第4ハウスの天体や支配星の動きが実際の

感情の動きを作ります。

(第4ハウスのサインは、そのような気持ちを

抱えているということです。)

第4ハウスにある天体は家庭環境や育ちと

いったもの親との関係等から自分の持っている

愛情を考えることが出来ます。

第4ハウスに天体が無い人もいるので、先に

第4ハウスの支配星について書きます。

支配星はハウスのサイン(星座)によって

変わります。

どのハウスであっても、以下のサイン(星座)で

あれば支配星は同じです。

蠍座と水瓶座と魚座には副支配星があります。

牡羊座の支配星は火星です。

牡牛座の支配星は金星です。

双子座の支配星は水星です。

蟹座の支配星は月です。

獅子座の支配星は太陽です。

乙女座の支配星は水星です。

天秤座の支配星は金星です。

蠍座の支配星は冥王星です。

副支配星は火星です。

射手座の支配星は木星です。

山羊座の支配星は土星です。

水瓶座の支配星は天王星です。

副支配星は土星です。

魚座の支配星は海王星です。

副支配星は木星です。

第4ハウスの支配星が第1ハウスにある場合

両親や祖父母の影響を強く受けています。

そのことに気がついていると、どんな

タイプの人が自分に合うのか、惹かれるのか

理解し易いかも知れません。

少なくともヒントにはなります。

第4ハウスの支配星が第2ハウスにある場合

この支配星は信頼感を大切になるので、

月星座の人としての感覚、

金星星座の愛され方の好み、

火星星座の好み、等々のサイン(星座)の中での

信頼感が感じられる相手が合います。

第4ハウスの支配星が第3ハウスにある場合

かなりの身内びいきの可能性があります。

良かれ悪しかれ兄弟姉妹の影響が恋愛に

強い影響を与えている可能性があります。

第4ハウスの支配星が第4ハウスにある場合

家族の影響大です。

家族の影響の善し悪しはアスペクトで考えます。

サインと併せて考える場合は、第4ハウスの

サイン(星座)の性質を帯びるということです。

第4ハウスの支配星が第5ハウスにある場合

デートでファミリー映画みたいなものを

観に行くと自分と合いそうな人か

見分ける参考になるかも知れません。

動物の愛護活動みたいなものにも惹かれる

かも知れません。

第4ハウスの支配星が第6ハウスにある場合

温かな家庭環境を好みますが、それを

どのように手に入れるか扱うかは

第4ハウスに入っている天体によって

かなり違いがあります。

恋愛においては、そのような無意識に

そのような視点で交際相手を選んでいることが

多いかも知れません。

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第4ハウスの支配星が第7ハウスにある場合

恋人を家族扱いし易い傾向があります。

普通は少しずつ仲が深まっていくのですが

いきなり家族っぽく振る舞うので、拒否感を

持たれる場合もあれば喜ばれる場合もあります。

この人に対する距離感は人間関係にも出易く

仲間と思わない相手には無関心過ぎることも

あるので、対人関係の距離感に調整が必要です。

好きな人には無邪気に振る舞います。

第4ハウスの支配星が第8ハウスにある場合

家庭環境の中で大なり小なり心に傷を

負っている可能性があります。

無意識にこの傷が恋愛に影響を与えるので

支配星のアスペクトの内容を知っておくと

後々助かる場面があると思います。

第4ハウスの支配星が第9ハウスにある場合

この支配星が綺麗に表れると親が海外と

縁が深かったり、思想や哲学に携わっている親

の影響を受けたりします。

そのことが心理的に影響を及ぼしているのは

言うまでもありません。

影響の強い親との相性が恋愛にかなりの

影響を与えます。

第4ハウスの支配星が第10ハウスにある場合

両親の仕事の影響というダイレクトに表れる

場合もあります。

その場合は婿を取ったり、反発して実家を

飛び出したりと色々ですが、その辺りは

アスペクトを参考に考えます。

一般的には地元主義、地元好きの影響が

出会いや交際相手の選択に関わってくることが

多いかも知れません。

第4ハウスの支配星が第11ハウスにある場合

第11ハウスはサイン(星座)的には水瓶座です。

家庭環境で満たされない気持ちを仲間作りで

満たそうとする心の動きが生まれます。

そのような衝動が働いていることを自覚していると

友人関係でのトラブルが減るかも知れません。

友人関係と恋愛を繋げるかどうかは、また

別問題です。

ごっちゃにしない方が良いかも知れません。

恋愛関係に入る場合はなし崩しではなく

区切りは明確にした方が後々良いでしょう。

第4ハウスの支配星が第12ハウスにある場合

家族的な感情が消えていくことで

恋愛感情が曖昧になっていきます。

曖昧さが現実の愛情に対する興味関心を

失わさせるのか、様々な見えない世界に

愛着を持たせるのかはアスペクト次第ですが、

基本的に肯定するように努力しないと

自分自身の身が持ちません。

第4ハウスで生まれる感情は何らかの形で

育てていかなければ心細くて生きて

いけなくなります。

第12ハウスは第1ハウスから第11ハウスを

足したくらい広大なハウスですから、

第4ハウス的家族感情が霊的、神話的なものに

同化して大きな理想に繋がっていく場合も

ありますから、詳細は要考察です。

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