呪いの外し方という記事を書きましたが、実は
これは自分自身を守る方法です。
呪いの外し方というタイトルは、怖いので明日辺り
タイトルを変更するかも知れません。
何かの仕組みを利用して自分自身の意識を動かすことで
自分が望む状態の良い面を出し続けるような調整は、
誰でも行っています。
ただ自分が望む状態と社会的な価値観が要求することが
一致することは、なかなか難しいかも知れません。
大なり小なり矛盾を突き付けられる場面はあります。
現在であればコロナウイルスと自粛とオリンピック開催
みたいなことになるのかも知れませんが、それでも
取りあえず日々楽しく生きていく必要があります。
矛盾に対してスペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの
小説のドン・キホーテのように突進していっても
取りあえず勝ち目はありません。
自分が望む状態の良い面を引き出すために自分自身の
意識をポジティブな方向に、明るい方向に
持っていくしかありません。
リンク記事でも書きましたが、別にタロットカードを
使わなくても良いのですが、自分自身の能力で用意している
意識を動かす仕組みは、自分自身の限界や体調に左右されます。
しかし占いの体系や宗教的な体系は、それぞれが一つの宇宙と
言えるくらい広く作られています。
もちろん観念的なことで終わってしまえば現状に変化が
起こりませんから、そのような体系の中で大きく意識を
動かした上で、自分の能力で動かしている仕組みに
意識を落とし込んでいくと自由度が増します。
単に動けるようになっているということだけではなく
このようなことを何回か繰り返している内に自分自身が
使っている小さな仕組みの中にも小さな宇宙世界の構造が
そのままそっくりとあることに気が付けます。
これに気が付けると楽しみながら自分自身の能力以上に
意識を動かすことが出来ます。
現象面に表れている能力の多寡に幸せや楽しみが
左右されなくなります。
これは、とても重要です。
現象面と幸せや楽しさが直結しているとお金や見えるものが
全てになります。
ありとあらゆるものが手に入る立場ならそれでも良いですが
それを実現出来るかどうか、何が何でもしようとするのか、
それも価値観と言えばそうです。
もちろん自分自身の能力で作ることが出来る世界は
小さなものです。
特に楽しむということだけを強調するとホロスコープ的には
金星になりますから公転周期の長い天体の影響を受けて
その性質は、変化し易くなります。
つまりそんなに強い世界では、無いということになります。
しかし、それでもとっても楽しい世界ですし何よりも
自分自身の能力(太陽意識)でコントロール出来ます。
その人のネイタルのホロスコープの金星には、サイン(星座)や
度数、アスペクト、ハウスの条件が加わっています。
それに対して７８枚のタロットカードを引くことが出来ます。
つまりタロットカードの仕組みを使うことで７８通りに意識を
走らせることが出来るのです。
もちろん全てのカードの良い面を使うのですが、意識しなければ
ネイタルのホロスコープが持っている金星の個性に限定された
使い方に終始すると思います。
恋愛であっても趣味であっても、そもそも生きるために楽しみが
あるのとないのとでは大違いという意味でも自分自身の金星を
強い存在にするために様々なバリエーションを試してみることは
お勧めです。
勘の良い方は気づかれたと思いますが、自分自身が持っている
個人天体だけでも自由になると現象面とは別にしてもかなり
快適です。
本音が見え過ぎて困ってしまっても全部のカードは、物語に
なっていてループしますから困ったところで終わってしまう
ということはありません。
一つの意識を７８枚のタロットカードを全て使えばどこかに
逃げ道があります。
自分が望む状態の良い面を引き出す通路があります。