今の美しい人のソードのクイーン(光)へ・腕時計

今の美しい人のソードのクイーン(光)の言葉は、

カードの意味を一気に具体的な形にしていきます。

何故、美しい人が1010を誘ったのか?

愛に飢えていたのかも知れません。

どんなに尽くしても、ありがとうと言ってもらえない子供は、

自分自身のことを無価値に感じるようになります。

しかし、それは、耐えられない痛みを生み出しますから、

何としてでも、価値があることを証明しようとします。

美しい人には、神の拳と言われる正義感が爆発する

複合アスペクトがあります。

価値があると認めてもらいたくて必死になる自分自身を

美しい人は、いくらでも頑張れる自分自身がいるから

大丈夫みたいな感じ方をしていました。

しかし、その裏側には、「僕は、どこまで頑張れば

辿り着くのだろうか?」

「どこまで走れば、許されるのか?」

「必死なって頑張ってきたのは、我慢して来たのは、

こんなもののためではない」

様々な思いがあったと読んでいます。

ボイスを通して、誰かが1010を起用したと読んでいます。

そんなに目立つ容貌でもないのに、落ち着いて話を聞いてくれる

お店の女性がいますが、そんなタイプなのかも知れません。

一部上場の副支店長みたいな立場の人が腕時計をプレゼントしていたり、

そんなことを思い出しました。

その男の求める愛が純粋であれば、あるほど、普通の女性では、

応えることが出来ない内容になります。

もちろん、それは、純粋の意味をはき違えているのでしょう。

しかし、美しい人は、父親を見出しましたから、1010の手を

ぎりぎりのところでスルッと逃げ出してしまったのです。

もちろん、1010自身も本気で美しい人を自分自身のものに

使用なんて思ってもいなかったでしょう。

美しい人は、女帝のものですから。

美しい人は、腕時計以外のものも、プレゼントしたのでは?

もう少し早く、実父と再会し交流出来ていれば、何かが変わった

のかも知れません。

美しい人は、快楽を優しさだとは、感じれないほど孤独だったのでは?

哲学とは、自分自身の父親を見つけ出す行為だと思っています。

哲学と言っても、人それぞれです。

キルケゴールは、「死に至る病」というものを残しましたが、

その言葉の現実的な背景を知れば、哲学が思想ではなく等身大の

キルケゴールの思いだったと理解出来ます。

ただ頭が良くて時間があったから、考え尽しただけでしょう。

美しい人は、実父と再会することで母親が言っていたことと

多々異なることに気が付いたはずです。

そうなると、もう、ややこしい哲学なんて不要になります。

母親の借金なんて払う必要がないことに気が付きます。

やっと自由に楽しみ、自分自身が選んだ道を自分なりに

生きていけば良いと気が付いたはずです。

ここまで整うと一時でも安らげたことに対する1010への

感謝だけでしょう。

もちろん、偽りの優しさを懐かしく思う場面も、どこかで

起こり得るでしょう。

それでも、その時の美しい人は、明るい孤独の中で自分自身のために

頑張って生きていたはずです。

1010は、その腕時計を、今、どのように扱っているのか?

少し気になりますが、気にしてもせんないことだと。

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