楽しく生きるために使いたい海王星の視点

何かと悪の権化のように語られる海王星ですが、人は、

幻想を失うと絶望します。

幻想は、良い方向で作用すれば、芸術とも言えるものです。

もちろん、何らかの作品になるためには、具体的な能力を

介さないといけませんが、海王星のイマジネーションは、

基本的に金星で受け取りますから、自分自身の趣味に

反映させるだけでも十分に希望を持って生きることが

出来ます。

魂が望む生き方を夢(幻想)と言います。

夢を先祖から受け取った能力で自分なりに形にしていく

ところに生きる醍醐味があります。

魂の望みですから、基本的に社会的な意味なんてありません。

しかし、これが理屈抜きで楽しいのです。

それに具体的に触れるために生まれて来るのです。

ですから理屈で考えると生きる意味を破壊してしまいます。

生きる必然性は、どこにもありません。

ただ叶えたい夢(幻想)があるだけです。

このような幻想を生きる支えにする記事を以前書いたような

気がしますが、この支えを失うと、ただ、肉体を生かすためだけに

働き、種を保存するためだけに子孫を残すみたいな感じに

なってしまいます。

そのような理由で、十分、生きるモチベーションになるホロス

コープもあるでしょうが、多くの人は、個人的な生き甲斐みたい

なものがなければ、燃え尽きてしまいます。

やがてあの世に至る人間にとって、全ては、幻想かも知れませんが、

そのようなネガティブな意味とポジティブな幻想は、ちょっと

異なるものです。

感覚的には、ワクワクしたり努力する張り合いがあったりしますから、

完全に異なりますが、わざわざ生まれて来るのは、夢(幻想)に

具体的にコミットするためです。

言わば体験しに来るわけです。

ですから、ネガティブな意味での幻想とは、まったく異なります。

このような視点で、生きる支えとして海王星を読んでみると何かしら

収穫があるかも知れません。

ホロスコープの10天体は、10の意識とも言われます。

海王星以外の意識の活用も生き辛さの解消には、大切なことですから、

そのことも併せて書いておきます。

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