虐待、罪の意識、正しい幻想、素晴らしい愛(凜のタロット占い)

1枚目のカード

カップのペイジの逆位置

1枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を

表しています。

凛と花音(凛が生きている世界)は、まるで体を共有

している双子のような関係です。

凛が生きている世界が花音なのですから、当然と言えば、

当然のことなのかも知れませんが、そのことが原因に

なってしまって凛は、秘密を多く持つ必要に迫られた

のかも知れません。

心を閉ざしてしまったのかも知れません(カップのペイジ

の逆位置)。

凛は、凜であり続けるために、必死で壁を作っていた

のかも知れません。

そして意外なことですが、凛は、壁を築く力がとても

強かったのです。

花音(凛が生きている世界)は、凛が生きている世界そのもの

ですから、そこから離れて生きていくことは、出来ない存在

でした。

しかし凜は、花音(凛が生きている世界)から離れて生きて

いける可能性を幼い時から持っていました。

花音(凛が生きている世界)は、そのことを知っていました。

どれくらい、はっきりと知っていたかは、誰にも分かりません。

もう花音(凛が生きている世界)について、積極的に語ろうと

する人がいないからです。

凜にとって、本当の関心事は、いつも愛についてでした。

それは、自分自身の愛についてだと凜は、思っていました。

真相は、異なります。

凜が気にしていたのは、花音(凛が生きている世界)の愛でした。

凛が生きている世界(花音)ではなく、花音(凛が生きている世界)が

いつも必要としている愛でした。

凜は、花音(凛が生きている世界)に対して、完全な同一状態(愛)を

示すことも出来れば、花音(凛が生きている世界)に対して、完全な

敵になることも出来ました。

凜がコントロールしていたのです。

凜が、花音(凛が生きている世界)に敵対した時に、花音(凛が

生きている世界)は、凜に虐待を始めました。

これが虐待の真相です。

言い方を変えれば、花音(凛が生きている世界)の生殺与奪権は、

凜が持っているように花音(凛が生きている世界)には、思えた

のです。

凜は、コントロールしていただけで、花音(凛が生きている世界)を

決定的に消してしまうほどの力は、持っていませんでした。

「凜の罪の意識」だとカッコーが音もなく鳴きました。

sponsored link



2枚目のカード

ソードの6の正位置

2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。

花音は、積極的に出会いを重ねることで、花音(凛が生きている世界)

から離れていきました。

常に凛が生きている世界(花音)の破壊の程度に応じて凜の出会う

相手は、変わっていきました。

3枚目のカード

愚者の逆位置

3枚目のカードは、2枚目のカードの先の状態を表しています。

凜の出会いは、そうやってバランスが図られていましたが(ソードの

6の正位置)、まだ完全な新しい始まりに立てていないのかも

知れません(愚者のカードが逆位置)。

凜は、失われた幻想の中で、本当に飛び立つべき世界を探している

のかも知れません。

4枚目のカード

正義の正位置

4枚目は、凛の対策カードになります。

凜は、愛に対して与えるものと与えられるものに対して冷静に

考えています(正義の正位置)。

「今の凛は、とっても現実的なんだ」とカッコーが鳴きました。

カッコーは、無音では、ありませんでしたが、♪が消えています。

5枚目のカード

塔の正位置

5枚目のカードは、花音(凛が生きている世界)の本音部分を

表しています。

私は、とても傷ついた(塔の正位置)。

凜は、尋ねます。

だから虐待をしたの?

そうだと花音(凛が生きている世界)が答えます。

私に敵対する凜が許せなかった(凛が生きている世界)。

花音(凛が生きている世界)は、凜が花音(凛が生きている世界)

と重なったり、完全に反対したりする交互運動の中で、

花音(凛が生きている世界)も新しくなっていくことを

知らなかったんだと誰かが、何処かで呟きました。

6枚目のカード

ワンドの7の逆位置

6枚目のカードは、凛の本音部分を表しています。

花音(凛が生きている世界)に合わせることに疲れていた

と凛は、振り返ります(ワンドの7の逆位置)。

7枚目のカード

ソードのクイーンの逆位置

7枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。

凛は、正しさと優しさの間で、今も揺れ続けています(ソード

のクイーンの逆位置)。

カッコー♪。

カッコーは、カッコーですから、カッコー♪と鳴きます。

カッコーは、正しいカッコーであろうと努めています(ソードの

クイーンのカードの正位置)。

正しいカッコーは、無駄に喋らないのです(ソードのクイーンの

カードの正位置)。

カッコー♪、カッコー♪、カッコー♪。

その代わりに無駄に鳴いています。

凛のソードのクイーンのカードが正位置になる時に、凛は、

正しい涙を流すのかも知れません。

その時に、全ての状況が改められ、新しい世界で、凛は、

正しい幻想を手に入れます。

その時に、凜の下に、これまで凜の生きている世界が見える

のかも知れません。

新しい凛が生きている世界は、上にあるのかも知れません。

凜の魂は、丸いですから、どちらが上でどちらが下なのか、

まだ、分からないのかも知れません。

「正しい幻想」とカッコーが鳴きました。

「素晴らしい愛」とカッコーが鳴きました。

カッコー(^^♪、カッコー(^^♪。

sponsored link
error: Content is protected !!