強制的に人間関係や母親との関係の変容を迫られる運勢

ある人に届いた白骨化した父親の訃報のタイミングを

例にして、人間関係を見直すタイミングの一つとして、

ネイタルのドラゴンヘッドとトランジットの冥王星の

コンジャンクションの運勢について書いています。

ネイタルのドラゴンヘッドとトランジットの冥王星

のコンジャンクションのタイミングで、子供に対して、

白骨化した父親が発見されたという訃報が届きました。

当然、この時点では、dna鑑定は、されておらず、

身元確認は、出来ていません。

ドラゴンヘッドは人間関係を解釈するポイント(感受点・

それ以外の意味もあります)であり、冥王星は、死と

再生を通して、大きな変化を強制する天体(天文学では、

なく、占星術的に)になります。

トランジットの冥王星は、根本的な変化を強制しますから、

ここは、逃げるよりも受けて立つ選択をするべきですが、

重要なポイントは、どのように受けるかです。

真正面から、向き合えば、その衝撃で自分自身が砕けて

しまうかも知れません。

トランジットの冥王星の公転周期は、約248年です。

ですから、一つのサインをゆっくりと進んでいきます。

変容を強制される期間が長いことを嫌う人もいますが、

衝撃が短期間になれば、多くの人が再生出来なくなる

とも言えます。

白骨化した父親の訃報を受け取った子供の、どのハウスに

トランジットの冥王星が入っているかで、運勢の意味を

読むことが出来ます。

コンジャンクションですから、ドラゴンヘッドが、どの

ハウスにあるか?という言い方も出来ます。

もし第10ハウスにトランジットの冥王星が入れば、

白骨化した父親の子供は、自分自身が属している社会的な

集団に何かを持ち込むことになります。

持ち込むスペースを作るために、何かを破壊し、そして、

そこに何かを再生します。

その結果、何らかの変容が発生します。

もし第11ハウスにトランジットの冥王星が入れば、

白骨化した父親の子供は、それまで属していた集団から、

抜け出して、新しいビジョン・未来に向けて、自分自身の

状態(様々な環境や人間関係)を変容させていきます。

この時に協力してくれる仲間は、未来に必要な人たちです。

sponsored link



もし第12ハウスにトランジットの冥王星が入れば、

破壊の側面としては、見えない世界に対して親和性が高まって

いきます。

そのような内容は、普段意識されませんから、「生きる」

ことよりも、「死」について感じ易くなるかも知れませんが、

新たな見えない世界を生み出すことで、再び、新しい自我が

芽生える苗床が作られます。

もう一つの重要なポイントは、母なる世界としてのドラゴン

ヘッド(ドラゴンテイルとセットでノード軸)として考えます。

ドラゴンヘッドに今世の課題としての希望を見出すのであれば、

それの前段階、支える動機としてのドラゴンテイルも当然に

あることになります。

これは、オポジションだから、機械的にドラゴンテイルが

あるという意味ではなく、希望を追いかけていく力の動機や

理由としてのドラゴンテイルになります。

オポジションという反発し合う状態から生まれるプレッシャー

やストレスに負けない時に、ドラゴンヘッドのテーマに向けて

前進していくことが出来ます。

白骨化した父親の子供は、ネイタルのドラゴンヘッドに

トランジットの冥王星がコンジャンクションすることで、

母親の関係を見直す時が来たと読むことが出来ます。

そして、それに協力してくれる新しい仲間がいると読むことが

出来ますし、現実的な問題は、それは、誰か?ということ

でもあります。

もちろん、ドラゴンヘッドは、人間関係全般でもありますから、

場合によっては、マンネリ化した恋人やパートナーとの関係の

見直しも発生することもあります。

sponsored link
error: Content is protected !!