占星術のサターンリターンという言葉は、雑誌等で
取り上げられることも多く、案外、有名？ですが、
これが上手くいくか、いかないかは、２１歳前後で
ある程度、決まってしまうかも知れません。
客観的には、上手くいくとか、いかないと言った
両極端なものではなく、サターンリターンで、
どの程度、親ルールカラマイルールに変えられるのか？
とか、３０歳前後をどうやって乗り越えていくのか？
どのような内容がキーワードになって来るのか？
と言ったようなことの個人的な理由になることが
多いように思えます。
３０歳前後は、大きな問題意識として独身でいくのか、
結婚するのか？みたいなことが大きなテーマになります。
決断に使う心的なエネルギーは、当然、人それぞれですが、
結婚について、一度くらいは、身に迫って考える時期に
なりがちです。
サターンリターンは、結婚の判断ではなく、それまで
親の土星に支えられて生きて来たプライベートな自分自身
(月)を自分自身の土星で支えていくことに切り替える
タイミングです。
このプライベートな自分自身(月)が、男女関係なく、
結婚の判断に大きく関わってきます。
月に影響を及ぼす理由は、けっこう書いて来たので割愛
しますが、簡単に言えばコントロール出来ない月の働きを
間接的にコントロールするヒントが土星のサインや配置に
あるからです。
情緒的なものが安定した状態であれば、愛情関係は、簡単に
破綻しません。
言い方を変えれば、どんなに相性が良くても情緒的に不安定
であれば、別れてしまいます。
日常生活モードに入ると、情緒的に不安定だと何かもが
滞ってしまうからです。
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本題に戻りますが、このようなルールが入れ替わるサターン
リターンで扱うテーマや結婚の判断に関するようなルールの
入れ替えの前にある大きな壁？みたいなものが、天王星ショック
になります。
生まれた時の天王星に対してトランジットのトランジットの
天王星がスクエアになります。
２１歳前後(２１歳とか、２２歳)のタイミングになりますが、
これは、就職のタイミングに当たります。
高校を卒業して働いている人であれば、辞めるか続けていくか、
真剣に悩む頃でもあります。
傍から見ていると真面目に働いていても「地球が爆発しない
かな？」とか、相談中にけっこう聞きます。
会社が燃えないかな？とか、自分自身の判断で辞めることが
難しいと他力で会社にいかなくて良いようになることを
心の底から期待しているのです。
大学に通っている人であれば、就職先を検討したり、早い人は、
先輩に相談したり、実際に動いたり、資格取得に励んだりと、
やはり就職先(更なる進学の進路含む)に悩む時期です。
これは、仕事運と言うよりも、自分自身の資質について
本気で考えられる唯一の時期だとも言えます。
転職は、いつでも出来ますが、２１歳前後の天王星ショックの
頃の就職先を考える時は、他の時期よりも自分自身の資質に
沿って考える割合が多いのが特徴になります。
資質が意識され難いのは、資質には、先祖代々の影響が
含まれることで、自分自身で選択したという意識を誰もが
持つわけではないからです。
流れの中で選ばされたように感じることで、悩みが抽象的に
感じられますが、先祖代々の影響こそ、紛れもなく個人的な
資質の重要な要素になります。
純粋に考えられる最後の時期かも知れません。
もちろん、事故やアクシデントで真剣になる場合もありますが、
やはり天王星ショックの頃の未来の余白を意識した悩み方とは、
ちょっと異なるかも知れません。
この時に自分自身が何について悩んでいるのか？全てでは、
ありませんが、簡単に知ることが出来る部分は、アセンダントと
MCから読み取れるものになります。
この組み合わせの中に、それぞれの対策すべき内容を読み取る
ことが出来ますし、この部分こそ、その人が２１歳前後で
クリアしたいテーマとも言えます。
アセンダントとMCのアスペクトや支配星の動きも併せて読むと
けっこう読み取ることが出来ます。
このテーマに躓くと結婚運の意味が変わるサターンリターンに
まで影響を及ぼすことになります。