愛することと相手を理解することが、同じような意味を
持つタイプの人として、水星とセレスのアスペクトを
持つタイプの人がいます。
愛されることと理解されることが、同じように感じられる
こともあります。
これだけであれば、水星とセレスのサインのアスペクトに
沿った組み合わせや、それぞれの天体と小惑星のある
ハウス等を考えれば、ある程度、これらの意味は、完結
させることは、出来ますが、先ず、問題になるのは、
水星とセレスのアスペクトの他にも、自分自身の様々な
天体や感受点、小惑星がアスペクトを作っていることが
ほとんどですし、何よりも、このアスペクト特有の理解
したい相手、してくれる相手を好きになったり、信じたり、
愛してしまったりすることです。
これは、個性(人柄、キャラクター)ですから、言い方を
変えれば、生まれ落ちた家族や、たまたま縁のあった同級生、
告白してきた恋人等々、無意識に理解しなければならない
相手が出現した時に価値観を模倣するような状態になります。
この影響は、相性ですから、都度都度変わることになります。
それが愛なのか、憎しみに変わるのかは、その他の運勢も
含めた状況次第になります。
このアスペクトを持っていて苦しい場合は、他人に対して
心を閉ざすことです。
心を開くと共感し過ぎて疲れることもあるので、心を閉ざす
のは、現実的には、有効だと言えます。
重要なポイントは、どのように開いて、どのように閉ざすのか、
バリエーションを複数持つことです。
オールオアナッシングになると、様々な面で可能性が狭まって
いきます。