第2ハウスが乙女座の場合は、第8ハウスは
魚座になります。
第2ハウスの乙女座は、体そのものなので、
無意識でも忘れることはありませんから、
ポイントは、第8ハウスの魚座です。
第2ハウスが乙女座だと行為そのものよりも、
意識に乙女座らしさが出ます。
それぞれの乙女座の神経質さを抱えての行為に
なりますが、このようなタイプと行為を
共にする人は、受け入れるしかありません。
自分と他人の境界線を、たとえパートナーであっても
はっきりとさせたい性質が行為そのものに
働きますから、行為に伴う条件には、第2ハウスが
他のサインと比較すると、うるささがあるでしょう。
このような神経質さは、本人自身も行為に
集中し辛いものです。
場合によっては、行為以前に自分やパートナーに
ストップをかける場合もあります。
気持ちを通わせる第8ハウスは魚座です。
乙女座の行動面を行為の中で素晴らしいものに
するためには、第8ハウスの魚座にある精神や
性質を反映させる必要があります。
魚座は、あらゆる価値を同列に扱うことは
やぶさかではありません。
もちろん、その後に取捨選択をしていくので
結局は実際の行為である乙女座に沿っていくことに
なる部分もありますが、何事にもそれほど
こだわらずに、いざとなったら大事なものでも
捨てられる魚座の精神性を発揮して
パートナーの行為に集中しなければ、自分も
パートナーも救われません。
第8ハウスは、死のハウスでもあるので、日常的に
解放されてはいませんが、行為そのものは
小さな死と新たな可能性を紡ぎ出す側面もあります。
そうでなければ、第2ハウス乙女座にとっては
行為そのものが何となく嫌になることも
あるでしょう。
第2ハウスの行動パターンは変えられませんが、
第8ハウスの力が流入することで、良い意味で
行為の輪郭が曖昧になり一体感が生まれるのです。
12ハウス別、パートナーとの行為の幸福感を高め合う視点 は、こちらです。