12ハウス別、心の傷(キロン)

12サイン別、心の傷(キロン)

「キロンで心の傷を考える時はサイン(星座)

だけを考えてもほとんど意味がありません。

近い年齢が同じになります。

そのサインのテーマをどのような

空間で経験するのかが大切です。

キロンのあるハウスを必ず確認して下さい。

と書きました。

サインで示された心の傷がどのような場面で

表れるのかをハウスで考えます。

ハウスが意味する空間は多種多様なものが

あり得るので想像力を働かせる必要がありますが、

切りがないので簡潔に書いています。

サインが示すような心の傷が

ハウスの示す場面で発生し易いという

見方になります。

第1ハウスにキロンがある場合

本能的な部分に傷があり元気が出ません。

疲れ易いとも言えます。

何か新しいことに取り組むことが苦手です。

自分自身の内的なイメージに自信が持てません。

慌てると不運が続くので、自分を見つめ直す

時間を大切にして下さい。

第2ハウスにキロンがある場合

自分を守る力が良い傾向があります。

自分を守るとは、経済的、身体、才能等々

様々な意味での自分そのものが

範囲になります。

お金を筆頭に自己保存に関して心の傷があります。

安らぎを感じることを大切にして

丁寧にそれを繰り返して下さい。

第3ハウスにキロンがある場合

コミュニケーションや初頭教育の場面で

心の傷が表れ易くなります。

自分の本音を見失わないように心がけて下さい。

やりたいことを止めてはいけません。

第4ハウスにキロンがある場合

家庭で心の傷が表れ易くなります。

育った環境の中で心の傷が作られました。

親子関係を見直してみましょう。

第三者に相談するのもお勧めです。

家庭の闇を客観的に理解するには

その闇を理解出来る共感と他人ならではの

客観性が必要です。

第5ハウスにキロンがある場合

一番心の傷が表れ易いのは恋愛に関してです。

自己愛に傷があります。

自分の気持ちを表現する練習することに

少しずつ馴れていくと自分を好きになれます。

馴れるまでは好みの表現方法と同じ人たちの

真似をしたり交流することもお勧めです。

第6ハウスにキロンがある場合

健康や仕事に関して心の傷が表れ易くなります。

様々な理由で自分自身に実感が持てなくなります。

仕事面に関するストレスに要注意です。

努力する動機にはなりますが、自己否定は

自分自身を痛めつけます。

どこかで肯定する方向に切り替わる必要があります。

適度に怠けることがお勧めですが、ホロスコープの

バランス上抑圧が強いタイプの人は、怠けるために

環境の縛りを捨てるために会社を辞めたり、

環境を逃げ出す必要があります。

sponsored link



第7ハウスにキロンがある場合

人間関係において心の傷が表れ易くなります。

主体性の獲得が問題になりますが、完全さを

求めること自体が傷です。

適切な人間関係の構築が求められます。

どのような人にも合わせようとすることを

止めることから癒しが始まります。

第8ハウスにキロンがある場合

人との深い関係において心の傷が

表れ易くなります。

男女関係だけでなく心の絆が結ばれるような

深い繋がりが求められる場面です。

根深い傷ですから、カウンセリングを受けたり

深層心理について勉強しながら、少しずつ

自分を知るプロセスが求められます。

第9ハウスにキロンがある場合

高等教育に関するような抽象的な理解に

苦手意識を抱き易くなります。

様々な理想の中から自分に合ったものを

学び直し、手に入れることで癒されます。

第10ハウスにキロンがある場合

社会的キャリアに関して苦手意識を

持つ傾向があります。

引きこもりの程度はそれぞれですが、

引きこもり易くなります。

ささやかなことでも達成して自信を

積み重ねていくことがお勧めです。

第11ハウスにキロンがある場合

友人関係を代表とするような横の繋がりに

苦手意識を持つ傾向があります。

友人関係や将来に対する理想を見つめ直し

再度アプローチしていくことで次第に

癒されていきます。

第12ハウスにキロンがある場合

第12ハウスが具体的な空間に

該当させる場合はかなり個人差があります。

現代であればインターネットの世界での

中傷に傷付く場合も該当するでしょうし、

深層心理において傷を抱える場合もあります。

人によっては収監された場所で傷付く場合も

想定されます。

安らぎを感じられないことで、それを求めて

厄介な状況になったり、不要な困難を作り出し

がちな傾向です。

しかし一人で過ごす時間はその人の全体性を

回復させる重要なものです。

適切な飲食は良いですが、過度な飲食に頼らずに

穏やかな一人で過ごす時間を作り出すことで、

深い安らぎが得られるようになります。

sponsored link
コメントの入力は終了しました。
error: Content is protected !!