自分の中に住むあやかしを味方に付けて幸せを増やし続ける最終ステップ

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自分の中に住むあやかしを味方に付けて幸せを増やし続ける最終ステップ

というタイトル記事にしましたが、いきなり最終な理由は

現在地は、バラバラですが辿り着くカードは同じだからです。

生き辛い人や自分らしく楽しく生きたい人たちへ「愛はある」と伝えたい

という記事で

開いたスペースを創ることについて言及しました。

このスペースは、太陽のカードの子供との距離と

言える側面もあります。

月のカードで無意識レベルから意識レベルに侵入

しようとするザリガニこそ太陽のカードで影に

回る方の子供です。

マルセイユ版では、子供は二人描かれています。

ウエスト版では、ザリガニとして入り込んで来た

子供だけです。

二人の子供はそれまで塔のカードの壁で守られた自意識と

暗黒の無意識に閉じ込められ忘れ去られていたザリガニです。

それまで守って来た自意識を守る術がなくなった時に

星が見えます。

無防備な状態ですが、ここで受け取るメッセージは

星からですがザリガニに関することです。

星の光がザリガニを起こすのです。

ウエイト版が太陽のカードの子供を一人しか描かないことを

あやかしを祀って味方になってもらうための開いたスペース

という視点で考えると表と裏の子供が同時に出会ってしまえば

地上的な生存が不可能になりますから、その辺を汲み取って

活かせればそれはそれで良いのかも知れません。

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太陽のカードの子供が出会ってしまうと言うことは開いた

スペースが無くなるということです。

塔の壁で守ろうとするような自意識として把握していた

自分と対立する存在でしたからザリガニのような姿で

真っ黒な水の中(地下水路)に閉じ込められていたとも言えます。

それらが何の工夫もなくそのまま出会ってしまえば

この世で正常な意識のまま存在出来なくなります。

乱暴ですが、発狂しますし、それが出来ない場合は死を

選ぶでしょう。

工夫と言うのは、それまでの守って来た自意識に向かって

素直に歩み、ザリガニだった自分の半身も同時にどこかに

そのまま宙吊りにしておけるような配置を探す必要があります。

もちろんこれは、そのまま実行することは、無理です。

子供となったしまった存在は、宙吊りに出来ません。

では、どうするのかと言えば、まとめて異なる世界に

入っていくしかありません。

「THE WORLD」のカードです。

自分自身が望んだ世界に入っていくしかないのです。

それが唯一生き残るための方法です。

生き辛い人が幸せに生きるために他の妖怪を駆逐すれば

それは同じ穴のムジナだと書きました。

その人に相応しい世界(世界観)が必ずあります。

言い方を変えれば自分自身に「相応しい世界観を

手に入れるということです。

そしてそれを支えるための具体的な手段を持てれば

幸福感は、いくらでも生産出来ます。

先に結論を書けば手段は、自前の能力で用意出来る分で

十分に事足ります。

この世は、様々な世界観を持った人たちが同時に生きています。

それは動機は異なっても学べるところは学んで活かしていくためです。

二人の子供が無事共存出来る環境こそ、その人の願いが叶った世界です。

ここで停止せずに活動することで幸せが継続していきます。

「THE WORLD」のカードは、大アルカナの22枚目のカードです。

仮に観念的な意識の動きを22段階で考えてもそれなりに長い

ステップです。

小アルカナまで含めれば78枚あります。

もちろん得意なこと身についていることは、ポンポン飛べますし

小さな目標を使って観念的な意識を動かす感覚を得ることもありです。

物事は多層的です。

焦る人は、世界を単層的に把握しますが、それではザリガニの出現に

対応出来ませんし塔が壊れたショックで良い作用に気が付かない

かも知れません。

そしてそもそもの問題としてあやかしを動かすモデルとして

タロットの世界観を借りているだけで最終的には、自分自身の

イマジネーションに置き換わっていかなければなりません。

これは決して義務ではなく猛烈に楽しいことです。

イマジネーションは無限ですから生きている持ち時間が

足り無いのが実情です。

それでも生きている間に可能な限り様々な体験をします。

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