自分自身の居場所が見つかりにくいアスペクト(親子問題)

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育った家庭環境に自分自身の居場所がないと成人してからも

落ち付ける環境となかなか巡り合うことが難しくなります。

それは恐らく何が正解か分からないからだと思うのですが

問題なのは理由よりも四苦八苦した挙句、自分自身の居場所が

見つからない以上、ほとんどの場合が元の環境(実家)に

帰ってしまうことです。

しかし実家がある人は幸いです。

なければもっと大変なことになります。

親子問題が反映され易いホロスコープとして今までも

いくつか書いてきましたが、この記事で取り上げるのは

MCと冥王星のコンジャンクションです。

MCと冥王星のコンジャンクションは、第10ハウス側にあれば

尋常ではない成功意欲の持ち主としてテキストに書いてあることが

多いかも知れません。

死と再生を果たしてまで、そのハウスの場の力を活かそうと

するからです。

しかし実際は、冥王星の破壊的側面を恐れて働くこと自体を

拒否する場合もあります。

天体は、意識ですから動機はあるかも知れませんが必ずしも

その通り実行するとは限りませんし第10ハウス冥王星で

破産した人もそれなりに知っています。

駆り立てられるように挑戦したものの破壊の後の再生まで

手が回らないこともあります。

もちろんMCと冥王星のコンジャンクションですから

冥王星が第9ハウス側にある場合もあります。

そのような場合は、極端に深く考えるタイプの人になります。

そんなことを言うとそんな頭は無いと言われる方が多いですが

客観的に見ると考えること自体に憑りつかれる(冥王星は

蠍座の支配星)ので現実的な答えでは満足感が得られません。

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満足感を得るためにどのような思想に着地点を見出すかは

人それぞれですし、それがどのような影響をもたらすかは

割愛します。

問題は、理由がどのようなものであれMCと冥王星の

コンジャンクションがあるタイプの人は、自分自身が

納得できる居場所を見つけることがとても難しい

傾向があります。

それは納得できる状況を得ることが難しいからと単純に

考えることも出来ます。

それと同時にMC軸は両親も表すので親子関係の難しさ

(MCなので特に父親と父親の言いなりなら母親)もあり

虐待とは言わないまでもかなり厳しい親に感じられることも

多々あります。

ましてやこのような冥王星と火星がオポジションだったりすると

冥王星的困難な状態に自分から飛び込んでいくような

行動パターンに陥り易くなります。

困難と書きましたが冥王星絡みの事象は、周囲の人にとっては

受け入れ難いものであることが多く、そのような行動パターン

そのものを子供の頃から両親に責められたり、大人になっても

居場所が見つからない原因になります。

しかしこのようなアスペクト(火星のオポジションを含む)は、

ある意味で英雄的行為を表していますから必ずしも周囲の人間が

正しいとは限りません。

控え目に言っても自分自身が常にアンチテーゼを抱えていると

考えて行動しても良いかも知れません。

それが認められれば武装解除したような状況を自分自身の

居場所にすることもあり得ます。

無自覚の場合は、寛ぐつもりでいても手に武器を持っている

ような状態ですから周囲の人が驚いてなかなか居場所が

見つからないかも知れません。

もちろん誰でも拒否反応を示すわけではないので似たような

趣味の人とコミュニティを作るのもありです。

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