親子関係の愛憎の犠牲になった胎児(蟹座と蠍座の影響)

子供が犠牲を回避する時に起こる新たな犠牲について

書いています。

今回の例は、合法ですが、そうではない場合は、更に

恐ろしくなりますが、命の私物化と言う視点で読むと

更に恐ろしくなります。

何故なら、母娘と胎児の視点だけで書いていますが、

娘の恋人は、以下のような結果を望んでいませんでした。

影を背負わさたのは、胎児だけではなく恋人も同じです。

そして、その影を払拭するために、新しい恋人も犠牲に

なった案件です。

以下は、ホロスコープ解説です。

月が支配星となるサインは蟹座で、冥王星が

支配星となるサインは蠍座です。

月と冥王星のコンジャンクションを

形成しているハウスは、コンジャンクション

なので同じですが、蟹座であるハウスと

蠍座であるハウスは異なります。

例えば、第1ハウスが蟹座で、その支配星の月が、

第4ハウスにあって、第6ハウスが蠍座の場合、

第1ハウスの蟹座と第6ハウスの蠍座が、

第4ハウスで、月と冥王星のコンジャンクションを

形成していることになります。

この場合は、第1ハウスと第6ハウスに母親の影を

読み取ることが出来ます。

月と冥王星のコンジャンクションから見た

母親の求めるものは、蟹座のハウスと蠍座のハウスの

意味だけでも、現実の母親の求めていたものが

ざっくりと分かるはずです。

例えば、好きではないが家柄や財産を重視して、

子供の父親を結婚相手に選んだ母親だとしましょう。

結論は、蠍座や蟹座が第2ハウスや第10ハウス

であるということです。

言語化出来ないような様々な葛藤を隠したり、

そのようなものを冥王星的に暴発させないために、

人らしくあるために、財産や地位が

必要だということです。

冥王星の力に負けないためにそのようなものが

必要で、それらを得るために表の顔と本音が

違うということです。

そのような落差が生み出す暴力性がどのように

働くかは、月と冥王星のコンジャンクションが

形成されているハウスからみます。

一番分かり難いのは、やはり第12ハウスです。

狡猾に隠されます。

第1ハウスは分かり易いかも知れません。

母親が夫と死別した後に、結婚相手にしたのは

その弟だった場合もあります。

子供を抱えての再婚に関する責任を理不尽な理由で、

その弟に求めたのです。

その娘が学生時代に妊娠して、母親に内緒で堕胎します。

母親を恐れているのですが、愛されたいのです。

この女性は、堕胎費用は自分工面して、短期留学の

費用は親に出してもらいます。

道徳云々ではなく、母親という暴力性を

肩代わりさせられたのは、胎児です。

相談者は娘さんの方でしたが、母親も本人も

共通するのは、非常に本能的な選択の仕方です。

月と冥王星のコンジャンクションから母親の

求めるものを見る場合は、蟹座と蠍座のあるハウスの意味と

現実の母親の言動を慎重に重ね合わせてみて下さい。

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