美しい人の遺書らしきもののシリーズです。
あくまでも占いであり、しかも、らしきものについてです。
1枚目のカード
恋人の逆位置
1枚目のカードは、2枚目のカードの過去や動機を表しています
そもそもですが、恋人のカードは、どちらが主体か分からない
ところがあります。
その時の状態でリードする立場が変わっていく性質をもともと
有しているカードなのです。
恋人の逆位置ですから、先ず美しい人の○○とサイ子の間に
コミュニケーションが減ったということが読めます。
言い方を変えれば積極的に関わり合っていた時期がある
ということになります。
2011年頃もそのような関係性のピークの一つでしょう。
恋人の逆位置ですからコミュニケーションをどちらかが
求めても、その機会が得られないと読めます。
このような立場は、関係性が長期に及び以上、入り変わり
続けますが、遺書らしきものを巡る二人の静かな戦い(タロット占い)
の続きタロットなので、この延長線上で言えば、今二人の関係性を
コントロールしているのは、美しい人の○○と読めます。
2枚目のカード
女教皇の正位置
2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
女教皇のカードですから、1枚目のカード解説でコミュニケーションを
図りたがっているサイ子の刺激(動き)次第では、何が引き出されるか
まったく読めないということになります。
これは女教皇の無尽蔵な知識(情報)を表しているのですが、これまでの
タロット占いの蓄積を考慮すれば、美しい人の死の真相に関する暴露
意外にあり得ないでしょう。
美しい人の○○の恋人のカードに該当する相手が、今はサイ子ではない
という言い方も出来ます。
サイ子からもっと何かを引き出すために恋人のカードに該当する相手を
変えたことにサイ子は、気づいているでしょう。
重要な関係性は、残っているけれども、もうサイ子に気持ちはない
ということです。
恋愛関係で言えば、会えば体の関係は持つけれどもそれ以外の時間は
忘れているような状態です。
何らかの利益が得られる関係性があるから完全に別れないだけです。
子供の養育費の関係で夫婦関係を続けている等、消極的な状態です。
これは、別途書くかも知れませんがサイ子のポケットで何とかなる
ようなものでもなく、美しい人の○○のコントロールの失敗は
サイ子の評価にも直結します。
3枚目のカード
魔術師の正位置
3枚目のカードは、2枚目のカードの先の時間を表しています。
3枚目のカードが魔術師ですから、やはりと言った感じです。
美しい人の○○は、サイ子の出方次第で女教皇の無尽蔵の知識を
使うということです。
その目的は、女教皇の様々な情報を魔術師は、商売のネタにして
稼ぐということです。
1枚目のカードである恋人の奥深い点です。
どちらが主体を握っているのかと言われても、二人の相性の
リズムによって変化していきます。
相性(そもそもの関係性の動機)から十分に予測出来ることが
ありますが、それはタロット占いではなく単なる個人的な予測
なので割愛します。
4枚目のカード
運命の輪の正位置
美しい人の○○の対策カードとして扱います。
3枚目のカード解説で書いたようにサイ子のものとしても
読むことも可能ですが、そうなると読み方は異なります。
この流れの対策カード(手段)として運命の輪が出るということは、
自分自身の社会的な評価かお金と分けると大雑把ですが
理解し易くなります。
何故ならサイ子としては、お金に重点を置くと社会的な評価が
ボロボロになると言う説得の仕方しかないからです。
この流れが出たので、アップしていませんが引いたカードの
テーマは、先ず遺書らしきものがどこに届いたかです。
美しい人の○○では、ないと出ました。
だからサイ子は、美しい人の○○を消したとしても火種は
残り続けるのです。
そしてそれをどれくらい共有している人間がいるのか?
という問題もあります。
また調べて片っ端から消すことは、難しいかも知れません。
サイ子は、火種が残っていることをきちんと報告していると
読めないからです。
美しい人の○○にとっての運命の輪の正位置は、お金が入ることを
暗示するカードですが、対策カードですからやってみないと
分からないのです。
5枚目のカード
ソードのナイトの逆位置
5枚目のカードは、サイ子の本音部分を表しています。
美しい人の○○を消さなければ(ソードのナイトの逆位置)、
この状況は、変わらないと読みました。
ソードは風の元素であり気持ち(カップ)や身体(コイン)を
否定しますが、この否定は分析力等の知性の働き(ソード)に
依る否定です。
そのような否定(排除)の最も強い形、サイ子側の常套手段
として読んでみました。
5枚目のカードは、本音部分ですから「美しい人の○○や
遺書らしきものについて知っている存在を消せたら」という
ことでしょう。
6枚目のカード
カップのペイジの正位置
美しい人の○○の本音部分を表しています。
まだまだいくら得られるのかと想像(空想)している呑気な状態
(カップのペイジ)と読みました。
カップのペイジは、繊細で思いやりもありますが他人の影響に
晒され易く状況次第です。
カップのペイジの正位置が出るということは、柱となってくれる
存在がいるのかも知れません。
7枚目のカード
ソードのクイーンの正位置
7枚目のカードは、このタロット占いのまとめ的なカードになります。
1枚目のカード解説で、恋人のカードは、双方が主体だと書きました。
ソードのクイーンのカードですから、どちらも自分自身を「正義」だと
信じています。
明文化されているかどうかはともかく契約を争うのですから
このソードのナイトの正位置は、「交渉」がテーマであることを
示しています。
しかし美しい人を好きな人から見たら、真相が暴露される可能性がある
機会、状態、関係性と言えます。
そもそもこれは、美しい人が遺した唯一の手掛かりです。
これまで積み重ねて来た何百というタロット占いの流れだけではなく
今回のタロット占いのソードのクイーンのカードの基本的な意味に
洞察(力)があります。
これは、このタロット占いの根本的な存在である美しい人が
洞察したことを意味するものでもあるはずです。
美しい人が遺した何かが部屋にあると思ってサイ子は、調べたのでしょう。
サイ子のソードのナイトの正位置なら、そうなるでしょう。
しかし美しい人は、そんなことは御見通しというタロット占いは
既に書いたので割愛します。
「今の美しい人のソードのクイーン(光)」へ
リアル○○は、継続されると良いのかも知れませんし、終わったら
美しい人の○○とサイ子の交渉が始まって美しい人の○○が
最悪、消されるのか、暴露に結び付いていくのか、これからですね。