多くの人を束ねる求心力が消えてしまうことを恐れたのか

以下は、過去のカードになります。

亡くなった後も続く冷遇どころか、上書きは、不思議過ぎて

カードを引きましたが、内容としては、似たようなものでした。

美しい人が亡くなった理由(美しい人とのスピリチュアルな対話)

という記事の3枚目のカードのカード解説です。

吊られた男の正位置

2枚目のカードが世界ですから美しい人は、生まれて来る前に

求めていた魂の成長は、達成したのだと読めます。

完成のカードだからです。

もちろん、美しい人が世界に羽ばたき活躍する姿を見たいと

今でも思います。

しかし美しい人は、何らかの本質に辿り着かれたからこそ

「闇の中で呼吸するように上下運動している何か」の手足である

「気持ち悪い手」によって潰されたのです。

つまり吊られた男のカードの状態です。

現実世界との接触が不可能な状態にされてしまいました。

美しい人が辿り着かれた本質は、悪を無にする働きがあったことが

今日のカードからはっきりと読めます。

「闇の中で呼吸するように上下運動している何か」は、基本的に

地上的な繁栄を求めて結び付いていますがある意味でとても

バランスが取れています。

敢えて表現するならば正しくない世界のカードです。

だからこそ多くの人が従うしかないのです。

「人に思いやりを持って接し、ずっと素直な子でいて欲しい」

という共感の伴った優しさとは対極にあるものです。

美しい人が手にした本質と衝突すれば無になってしまう世界です。

「闇の中で呼吸するように上下運動している何か」が恐れたのは

まさしくこの部分でしょう。

多くの人を束ねる求心力が消えてしまうことを恐れたのです。

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