自分を癒す過程を他人に見せることで 他人を癒すこともできるのか?(キロン獅子座)

自分を癒すことがベースで、その過程を他人に見せることで

他人を癒すこともできるのか?

そんなことが可能なホロスコープについて書いています。

他人を癒すことは、自分自身の傷を燃やすことだと癒しに

ついて説明することが多いのですが、傷を一つの器のような

イメージで考えると、心の傷を燃やす場所みたいなものが

考えられます。

器の中に、その人の傷が入っている感じです。

自分自身の傷を癒すことの意味が、これを燃やす、溶かす

ような取り組みであれば、その過程を他人に開示しても

同じような問題を抱えている人や、何らかの勇気を感じたい

人は、癒されるかも知れません。

その上で、過程という言葉は、どれほどのスパンなのか?

長期間なものの一つとしてインターセプトされた心の傷

(キロン)があります。

キロンは、自分自身が癒された結果、癒す側に回る資質です。

キロンの取り扱いだけでも、かなりの時間を要するのですが、

インターセプトされていると自分自身のどのような部分が

傷ついているのかも分からないかも知れません。

インターセプトされたサイン(星座)の天体や感受点を自覚して

扱うことは、山の鉱脈から金を掘り出すようなものです。

何もしなければ、接点がないような状態なのですが、それでも

実際は、あるわけですから、何となく気になることもあります。

何らかのトランジットの影響を受ければ、自分自身の深いところに

何かが埋まっているみたいな感じになると思います。

埋まっているわけですから、掘り出す手段が必要になります。

その手段がある程度しっかりと確立していれば、他人が、その人が

自分自身の傷を掘り出す過程を見せられても理解出来るかも

知れません。

その特定の手段を通して、その人が単なる仕事や趣味ではなく、

心の傷を掘り出そうとしていると伝わるくらいであれば、他人にも

何らかのカタルシス効果があります。

掘り出そうとしている物が同じであれば、感動は、大きいでしょうし、

仮にそれが違っても、見ている人も何かを掘り出そうとしていたり、

掘り出すことが必要なタイプの人であれば、共感(ある種の癒し)

すると思います。

もう一つは、その人の掘る手段そのものが客観的に素晴らしければ、

それを見た人は、ある種の感動(癒し)を得るしょう。

燃やそうとしているものが獅子座のキロンだとします。

どうやって自己肯定感を得ていくか、ということになります。

以前、「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマがありましたが、

作者は、獅子座17度で自己評価がテーマになっていました。

このようなタイプの人が、そのような過程を開示するということは、

それを他者に見せていくということです。

見えないものを見せるために技術が必要になりますし、コミュニ

ケーションが必要になります。

自分自身の傷が癒され、その過程を見た他人が癒されるためには、

その過程をきちんと見せていく、見えるような工夫が必要になります。

そして多くの説明も必要です。

確かに、そこに何らかの心の傷があり、何らかの特定の手段を使って、

それにコミットしている姿が時系列的に並べられている必要があります。

自ら自分自身の傷を癒す過程を理解し易い形にして提示する必要があります。

それが伝われば、同じ道を歩む人が、コミュニケーションを求めて来る

かも知れませんし、その過程を見た人が参考にしてくれるかも知れません。

もちろん、傷は、キロンだけではなく、月やアセンダントのハードア

スペクトや第2ハウスで読む自分らしさの問題、他にもあげたら切りが

ないくらいあります。

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