支えてくれる親切な?第10ハウス冥王星の解説

インターセプトされたハウス(自動的に二つのハウスが

インターセプトされます)に、天体や感受点が9つも

入る場合もあります。

インターセプトされたハウスの中でも閉じ込めらた

サイン(星座)の中にある天体や感受点は、扉がないので、

その天体意識に触れることが難しくなります。

このような場合は、自分らしさを感じられるようになるまで、

かなりの人生の期間を必要とするのでしょうか?

このような問いについて書いています。

インターセプトされているハウスが第1ハウスと第7ハウス

であれば、自分自身に対するリアリティーみたいなものが、

問題になります。

自明性の喪失みたいな感覚にさいなまされるような状態です。

本当の自分を他人に開示出来ないと言った形で自覚されるかも

知れませんが、自分自身でも、なかなか「これが自分」という

明確な感覚が得られ難い感じになります。

他人に見せている自分と言うよりも、他人に「〇〇のように」

見られている自分が自分になります。

その見られている自分を自分として応えていこうとするような

形になっていきます。

このような生き方は、様々な局面で本当の自分自身が、顔を

出そうとしますが、インターセプトされている影響が強い間は、

何らかの刺激が消えてしまうと再び与えられたイメージを

演じ始めます。

それでも進行の新月のテーマの切り替わりやサターンリターン、

強いトランジットの影響等で本当の自分自身(それまで表に

出すことがなかった意識)が、目覚めようとします。

ここまでが、第1ハウスがインターセプトされているタイプの人に

ついての一般論になります。

ここからが、今回の記事の答えの部分になります。

第1ハウスがインターセプトされ(自動的に第7ハウスもインターセプト)

その中に9つも天体や感受点が入っていた場合でも必ず、全体を束ねる

意識がどこかにあります。

その場合の一つにカルミネートした冥王星があります。

MCとコンジャンクションしている冥王星です。

第10ハウスにある冥王星としても解説があります。

このような配置の冥王星は、カリスマ性等凄いことが、けっこう

書かれているテキストが多いと思いますが、なかなか活用が難しい

天体や感受点が9つあるとしたら、どうでしょうか?

凄まじい力を発揮しそうな冥王星の配置(カルミネートされた冥王星)が

凄い力を発揮して、やっと全体のバランスが取れていると読むことが

出来ます。

ですから、このような場合は、恐ろしい冥王星と言うよりも、優しい

冥王星と評価しても良いかも知れません。

もちろん、トランジットの影響で他の天体や感受点が活性化している

場合は、過剰なパワーを供給する形になることもありますが、全体を

見れば、カルミネートされた状態から能動的に、その中身を使えるには、

かなりの期間を要するので、良い冥王星として働くことが多いと思います。

もちろん、調子が上がってくると冥王星も負担が減って本来の働きを

するようになる割合が増えます。

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