美しい人亡き後に美しい人を愛するということ(死に神と星のカード)

死に神のカード

死に神のカードを引かれたということは、これまで、

この世で生きて活躍していた美しい人を愛し応援

したけれども、美しい人が亡くなってしまって

残念だという気持ちが伝わってきます。

死に神のカードは、物事が今よりも良くなるために

いったん整理すべきものを片付けて整え直す

ポジティブさを持っています。

整理と言ったら冷たい感じがしますが、これからも

美しい人を愛していくためには、美しい人の死によって

傷付いた気持ちを癒していったん、そのショックから

立ち直る部分が必要になります。

全てにおいて立ち直る必要がないことがポイントです。

美しい人が亡くなったことについて全て癒されるのも

「?」が付くと思いますし、美しい人がいないことに

完全に立ち直る必要は、ありません。

落ち着いて再び美しい人を愛せるような精神的な空間が

出来れば良いのです。

死に神のカードの死に神を自発的に用いることが出来る

人は、なかなかいないと思います。

死に神のカードがあるから新しい局面が訪れるのですが、

自分自身の意思で自分の一部のような要素を切り離すのは、

至難の業です。

何かしらショックなことがあれば、何かが剝がれ落ちて、

何かが残ります。

残ったものに(精神的空間)に正解は、ありません。

まさにその人の個性が出る部分です。

美しい人は、どんなに冷遇されても乗り越え続けました。

美しい人は、死に神のカードの仕組みを熟知していたのではなく、

何度も死に神のカードをくぐり抜けたことで、女教皇と節制の

カードの組み合わせのように自分自身の本性を生きることに

気が付いたのかも知れません。

美しい人が亡くなった後も美しい人を愛していくということは、

必ずその人の創造的な部分が働く必要があります。

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それは、美しい人が最終的に、自分自身の本性(女教皇・節制

のカード)を生きようとしたように、私たちも自分自身の本性に

沿って(目覚めさせ)向き合っていくことになるのかも知れません。

再び美しい人が生まれて来ない限り、それが自分自身の心を器に

なって、美しい人を通して受け止めた内容を育み続けていく

器になるからです。

少し長々と書きましたが、このような内容をこのタロット占いの

視点で書き直すと以下のようになります。

死に神のカードの部分は、「僕のショックから立ち直って下さい」

というメッセージとして読めるかも知れません。

言い方を変えれば今の美しい人は、美しい人を本当に好きな人たちに

気が付いて気遣うだけのゆとりがあると読めるのではないでしょうか。

星のカード

死に神のカードに続く星のカードです。

美しい人が「ショックから立ち直って下さい」と伝えてきた

理由が星のカードになります。

星のカードは、心を守るものがない感性がひりひりするような

状態で受け取ることが出来るメッセージを表しています。

普段通りにあっけらかんと暮らしている時は、受け取れないような

メッセージです。

ですから「ショックから立ち直って僕からのメッセージを

受け取って下さい」ということではないでしょうか。

もちろん、星のカードですから、そのメッセージを受け取ることは

容易ではないでしょう。

ある意味で非日常的だからです。

最低でも玄関やシンク、お風呂場、トイレと言った水場は綺麗にして

非日常的なメッセージを受け取れるような環境を作らないと

物質世界よりのバイブレーションに支配されてしまって何も聞こえない

ということになります。

2枚だけだと細かいニュアンスが分かりません。

ショックから立ち直ってメッセージを聞き取って欲しい理由が

無念を晴らして欲しいからなのか、美しい人の死を悼む人たちに

感謝を伝えたいからなのか、誰かに伝言したいことがあるのか

純粋に「僕は元気だよ」と伝えたいだけなのか、このような部分を

読み取るには78枚のタロットカードを使う必要があります。

複数回カードを引いてみると良いかも知れません。

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