虐待された子供が幸せになるためのタロットカードの使い方

母親が子供を通して自分自身を再生する期待(機会)を

踏みにじった子供は、大なり小なり虐待されます。

そのような期待の中で生きるしかないことも、ある意味、

本当の子供を見ようとしない(まともなコミュニケー

ションが成立しない)という意味で、既に消極的な虐待

なのですが、母親にも事情があります。

母親も結婚に様々な期待をし、何らかの希望を持って

子供を産みます。

子供が100パーセント、夫との愛の結晶の場合もあれば、

何らかの意味で人生を見返す手段の場合もあります。

周囲の人の期待に応えたかっただけで、生まれて来る

子供のことは、あまり、まだ深く考えていないことも

多々あるかも知れません。

どちらにしても多くの女性は、そこに子供や男性が想像も

出来ないような期待を持ち、多くの犠牲を払います。

虐待される子供は、それを裏切ったのです。

もちろん、それ以前にサイコパス化してしまった母親も

いるかも知れません。

もちろん、そのようなものは、本来、子供と無関係です。

しかし母親にとっては、決して無関係では、ありません。

多大なリスクを背負い、コストを支払っています。

このように書くと、冷たいとか、世知辛いと思われる方も

いますが、健全な親子関係であれば、母親だけではなく、

父親も含めて多大な心身のエネルギーを注いでくれたことに

子供は、自然と感じて感謝出来ます。

虐待行為は、仕方なく母親が自力で期待を回収する行為です。

ある意味で、借金取り立てと同じですが、大切なことは、

母親は、子供に対するコストを回収しようとしているのではなく、

自分自身が結婚や子供に描いた希望という幻想を喪失させた

子供が、どうしようもなく憎いのです。

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本当に虐待された子供は、母親の瞳に映った憎しみの炎を

知っています。

そして、それは、正当な怒りではないことを理解しています。

そして、そんな母親を気の毒に感じます。

そして可能ならば、母親に愛されたいと願います。

優しい子供であれば、自分自身に何か出来ない事がないかと

考えます。

更に真面目な子供であれば、それを実行に移すでしょう。

しかし、子供が母親に対して向き合うほど、母親の絶望は、

他者を介して、優しく真面目な子供に襲いかかります。

ここまでが、タロットカードを使うための理解の前提になります。

虐待されても、幸せに生きていくためには、運命の輪のカードを

中心にして、意識的に複数持つことがポイントになります。

大アルカナのカードは、愚者のカードなり、魔術師カードから

始まるのでは?と思われるかも知れませんが、最初から

運命の輪のカードを意識して良いと思います。

しかも、可能な限り多く 「the wheel(運命の輪)」を

回すのです。

ウエイト版の運命の輪のカードには、牡牛、天使、鷲、獅子

もどきみたいなものがカードの四隅にあります。

そして、ホイールには、悪魔みたいなものが、ぺたっと

張り付いています。

悪魔が悪いことをすることもあれば、幸運をもたらすことも

あるかも知れませんが、取り敢えず、くるくると回り続ける

ことで、成り立っています。

最終的に、それぞれの運命の輪の願いが叶って、世界のカードが

正位置になるタイミングでは、四隅に牡牛、天使、鷲、獅子が

きちんと配置され、中心には、エッセンス(天使みたいな人)が

成立します。

エッセンスは、運命の輪の時は、悪魔だったかも知れません。

それぞれの人には、女教皇のカードが意味するような膨大な

情報が与えられていますが、肉体で、それらを全て生きることは、

不可能です。

しかし、出来るだけ、自分自身の運命の輪(ホイール)を取り出して

ライドしてみて下さい。

一つだけ、1人だけというホイールでは、簡単に不幸になります。

可能な限り、多くのホイールを回して下さい。

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