太陽と冥王星のトラインが語る恋愛や結婚の愛について

ホロスコープを読み出すと気になるのが冥王星では、

ないでしょうか?

何やら、恐ろし気なことが、けっこう書いているように

感じるかも知れません。

今回、取り上げるのは、太陽と冥王星のトライン

ですから、基本的に親切な冥王星の解説になります。

占星術的には、太陽を、その人の自我として読んでいき

ますが、冥王星が、それに対してトライン(120度)の

アスペクトを取る場合は、自我の回復力を意味します。

簡単に言えば、タフとも言えますし、何だかんだで、

立ち直れるタイプの人ということになります。

ただし、これは、傷付かないとか、痛みを感じないという

ことではなく、何かある度に、かなり深い部分から、

やり直す機会を提供されます。

自動車の修理を例に考えると理解し易いですが、塗装等の

見た目だけを綺麗にするのではなく、エンジンを初めとして、

足回りから、しっかりと見なおしてくれるので、時間、労力、

費用等は、かかるかも知れませんが、冥王星のフォローは、

明らかに有益なものです。

冥王星の根本的な働きは、タロットカードの審判のカードに

似ているかも知れません。

審判のカードデザインのように、一度、棺桶に眠ってしまった

ものを、蘇らせるような側面があります。

ですから、太陽と冥王星のトラインを持っているタイプの人は、

太陽のコンディション(サイン・ハウス・アスペクト・支配星)に

関係する働きの中で、過去に感じたものは、どこかの時点で、

再び手を伸ばす可能性があります。

例えば、このようなアスペクトを持った太陽が、第8ハウスに

あると、どれだけ親に反発しても、最終的に親の意思に沿った

選択をする傾向があります。

このハウスにある太陽を持つ人が、冥王星とのトラインをきちんと

活かすには、自分自身に合った環境に身を置くことがポイント

になります。

第8ハウスは、個人の意思ではなく、集団の意思を実現する空間

なので、孤立した状態は、不適切です。

第12ハウスにある太陽であれば、逆に、孤独な環境が向いている

と言えます。

ハウスは、どのような具体的な空間が向いているかを教えてくれ

ますが、生まれ時間が必要なので、必ず母子手帳で確認して下さい。

母子手帳で確認してもカスプ付近に太陽がある人は、両方のハウスの

可能性を考えてみて下さい。

冥王星は、個人の意思でコントロール出来るものではなく、かなりの

振幅を体験させられますから、底にいる時も絶頂にいる時も、同じ

ものが見えていれば、愛が成就するようになります。

この解説は、「???」と思われるかも知れません。

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底や頂点というのは、現象面であって、その人の本質ではなく、

自我が、冥王星の働きによって振り回されているだけです。

このように振り回して来るのが、冥王星が嫌われるところですが、

太陽と冥王星のトラインを持っている人は、太陽自我の中にある

何か(恋愛や結婚であれば愛)を見続けていた要素は、現象の崩壊や

再生の動きではなく、根本的に知覚出来ていているものは、

慌てる必要は、ありません。

言い方を変えれば、現象面の変化で感情が揺れ動く場合は、冥王星が

コミットしていないのかも知れません。

ホロスコープは、様々な天体や感受点がアスペクトで繋がっている

だけではなく(複合アスペクト)、トランジットの天体や感受点の

影響も関わって来るので、厳密に、どこで切れて、どこで繋がると

分けるのは、難しいですが、一つの特筆すべき傾向として抑える

ことは、間違いでは、ないでしょう。

太陽と冥王星のセクスタイルが語る恋愛や結婚の愛について

太陽と冥王星のセクスタイルを持っているタイプの人は、

冥王星的な性質を担った存在と繋がる(協力)されることで、

特定の関係性が作り出されます。

重要なポイントは、これを、その度に活かせるか、どうか?

になります。

この、その時々で限定される協力する相手は、トランジット

の天体であれば、何らかの目的が達成されるまで、強い力で

固定されます。

運勢としては、目的が達成されなくても、過ぎてしまえば、

終わってしまうのでは?と思われるかも知れませんが、

何かしら達成しなければ後味が悪くなってしまうかも

知れませんし、頑張ったことで次に何かが繋がる可能性

もあります。

ネイタルのホロスコープに、太陽と冥王星のセクスタイルが

あると、固定された関係性(ホロスコープによって内容は、

異なります)に、はまってくれる相手が愛の存在になる

可能性があります。

徹底的に協力し合うパートナーとも言えるかも知れません。

この関係性は、モラハラっぽい要素が入りますが、先読みする

ことも出来ますし、そもそも、だからこそ、それがモラハラ

になるのか、愛されていると感じるのかが、その愛が必要な

ものか、不要なものかの分岐点になります。

協力関係の理想は、平等(6・小アルカナの6で考えると

分かり易いかも知れません。理想は、恋人のカードです)

ですから、その関係性が正位置なのか、逆位置(非協力的)

なのかは、シビアに判断すべきかも知れません。

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