母親の呪縛から解放される方法と幸せな恋愛や結婚

支配的な母親と縁を切ることについて書いていますが、

具体的に、どのように切るのか?という手段や方法

ではなく、本質的に縁が切れるとは、どういうことなのか?

ということに付いて書いています。

支配的な母親と交流を断ったとしても心理的に母親に

支配されたままの状態であることは、多々あります。

連絡を断っただけでは、支配的な母親が、いつ自室

(賃貸している部屋等)に、やって来るのか?分からない

不安があるのが普通です。

実際、支配的な母親が、その気になれば、様々な手段を

用いて住所を突き止めます。

ですから、子供側が、支配的な母親と縁を切ったつもり

でも、支配的な母親は、まったく、そのような認識を

持っていないのです。

もちろん、言葉の上では、子供側が縁を切ったのだから、

縁は、切れているとも言えますが、本質的には、全く

切れていないという意味で書いています。

連絡を断つのではなく、何らかの形で、本当に向き

合わなければ、子供側が期待しているような状態は、

発生しないことになります。

支配的な母親によっては、父親や愛人を、暴力装置

として使うことも、稀ではありません。

対峙、対決しなければ、縁が切れような状態でも、

妥協した状態で表面的に付き合っている時の精神状態と

大差ないのが、本当です。

それでも、物理的に離れて連絡を断っているとも言え

ますが、恋人に裏切られたり、結婚をするタイミングで

結婚相手に親のことを話すタイミングや、結婚したと

しても、何らかのタイミングで、支配的な母親(父親も

当然、あり得ますが、母親問題として書いています)が、

何らかの影響を及ぼします。

結婚相手まで決められることも珍しくありませんし、

その結婚相手を望んでいないと自覚しているのに、

泣きながら結婚してしまった人もいます。

その間、親と同居していたわけでもなく、一部上場企業

で働き自立していてもです。

ですから、様々な実例に接していると支配的な母親と縁を

切るということは、表面的な外形の変化は、ほとんど意味を

為さないとも言えます。

実際、両親と同居していても、支配的な母親の影響を

切れないこともないのです(物理的に離れることは、

お勧めです)。

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支配的な母親問題の影には、父親との関係性にも何かしら、

誤解があります。

支配的な母親との密着関係がこじれて、父親とは、縁を

切っているつもりは、ないのに、母親の手先に思われたりする

ことも、決して珍しくありません。

恋愛に支配的な母親の影響が影を落とすのは、このような意識

のずれが原因になります。

ズレをそのまま認識するだけでも、何らかの対決みたいな

向き合い方が必要になります。

向き合って、支配的な母親の本音部分を少しでも垣間見る

ことで、初めて「あれっ?」と思うような気付きを一つ得る

ような経験が出来ます。

このようなズレは、親に頼らなければ、生きていけないという

幼児期からの避けがたい刷り込みがが作り出す生きる前提みたいな

ものが土台になっていますから、一筋縄ではいきません。

言っていることと客観的にやっていることが違うという現象は、

心の目で見ている風景(生きている前提)が、違えば、求めるものも

全く異なるからです。

支配的な母親が、何故、支配的なのか?、求めるものに、過度に

執着を持っているからであり、何故、執着心を持つかと言えば、

嫉妬と憎悪に支配されているからです。

これは、誰もが、ある程度抱えていることですが、嫉妬と憎悪以上に

愛情を注ぐ対象も持っています。

これが逆転した状態になった時に、支配的な母親が発生し、子供を

過度にコントロール(虐待)します。

親子関係の相性が作り出すクレパスみたいなものです。

ですから支配的な母親と縁を切ろうとして、切れていないことが

ほとんどとも言えます。

支配的な母親が子供に優しさが足りないとか、どれけ金を使った

とか、学校に行かせたとか、罵詈雑言と共に主張するないようは、

支配的な母親から見れば、まったく切れていないからです。

このような見えない部分が解消されないまま、支配的な母親と

一時的に連絡を断ったり、なんだかんだ(賃貸、進学、就職、

結婚、葬式等々)で切れないまま、表面上の交流はが再開

されたり、再び断たれたりを繰り返しているとも言えます。

ただ一つだけ、この問題に終止符を打つのは、本当の愛です。

形だけの結婚でも駄目です。

子供を産んでも駄目です。

母親との矛盾に満ちた、これが愛なのか?と問わずにいられない

愛を超える愛を見出した時に、母親との縁は、初めて切れます。

それは、一緒に暮らしていても、子供が母親を圧倒するような関係

になります。

子供側の愛が、支配的な母親からもらったの愛超えることでしか、

上記したようなループは、切れません。

しがみつくんですね。

親子の縁は、そのような仕組みになっています。

だからこそ本当の愛を見つける機会として恋愛が重要になります。

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