記憶を消す不安障害と太陽と海王星のコンジャンクションの関係

太陽と海王星がコンジャンクションすると海王星が

太陽自我を強い印象で書き換えるタイミングが

あります。

このタイミングは、トランジット的なものもあれば、

人間関係の相性もありますが、ネイタルのホロスコープ

にある、このアスペクトは、自分自身の情緒的な安定を

保つための装置として、キャラクターの一部として

組み立てられていると言っても良いものです。

このアスペクトは、その理由が、どうであれ、現在

とも言える意識の流れが、どこからが、無意識

(海王星)が引っ張ってきた内容かは、ともかく

それまでの意識の流れを書き換えてしまいます。

海王星のイマジネーションが恐ろしくて、書き換える

ことが出来なければ、意識の流れが不都合な場合は、

海王星が消し去ってしまう場合があります。

この消し去るという内容を、どのように定義するかは、

かなりケースバイケースなりますが、単純に忘れて

しまうように見えますが、それは、現在の記憶を維持

出来るだけの自我の強さを保てないと理解した方が

良いかも知れません。

ホロスコープとしては、そもそも太陽とコンジャン

クションしているのですから、海王星が何らかの理由で、

いきなり発動すると言えます。

このような太陽と海王星のコンジャンクションの

海王星がインターセプトされた魚座の支配星である

場合は、イマジネーションの顔が明確でないために

消しゴムのような働きをし易くなるとも言えます。

もし、インターセプトされていなければ、特定の場に

踏み込んだ時だけ海王星が発動するとも言えます。

もし魚座が第12ハウスに隠されてしまった場合は、

1人になって、リラックスした時で、なければ太陽が

表すような現実的な自我が全開することは、難しい

でしょう。

言い方を変えれば、多かれ少なかれ、いつも海王星が

提供するようなイメージを自我にかけられてしまう

と言えます。

それでは、日常生活に支障が多くなってしまいますから、

その人にとって、宇宙服のような分厚い保護服みたいな

ものをまとうことで、ガラス越しに現実を観察するような

自我の状態になります。

この宇宙服を着ている自我は、実は、月星座であることが

多く、環境から自分自身を守るという意味では、運命的な

要素(自動的に発動する海王星のイマジネーション)で

出来上がった太陽自我(宇宙服)と言えます。

宇宙服を着ている自我は、実は、月(星座・サイン)と

書きましたが、それを他人や環境に求めることで、

何かしら依存的になると言えますが、それがなくては、

自由に活動出来ないという意味では、学術的な依存?

みたいな定義と分けて考えるべきです。

インターセプトされた魚座であれば、ホロスコープ的

には、水瓶座がカスプとしてありますから、そのような

お面を被ったイマジネーションが代わりに記憶されそうに

思えるかも知れません。

しかし、実際は、消しゴムのように消し去ってしまう

だけのことが多々あります。

それは、情緒的な安全な在り方を保つために、ある意識の

状態を保つために、それ以外は、積極的に消去していく

ためです。

そして、宇宙服を着ている必要がある根本的な要素が安定

する状態を現実として、何度でも、そこに意識が戻って

いきます。

自我が強くなれば、安定するため以外の常態に何度でも

戻っても、落ち着けば、本当の現実の周辺の記憶も認識

出来るようになります。

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