美しい人が逃げられなかった何らか理由があると
思い続けています。
それは、「逃げなかった理由」かも知れませんし、
「逃げられなかった理由」かも知れません。
そこには、多くの人が絡んでいるはずです。
１枚目のカード
戦車の正位置
１枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を
表しています。
1枚目の戦車のカードと3枚目の「８」ワンドのカードを
併せて読むと、美しい人は、献上システムから逃れ、ムショ
や親から自由になる方法を見つけたと読むことが出来ます。
このタロット占いの中心となる2枚目のカードは、ワンドの
キングですから、それだけのビジョン示すことが出来る人物
から、何らかの方法を教えてもらったと読むことが出来ます。
1枚目は、戦車のカードが正位置ですから、独立することと、
これまで同様に隷属的な立場に置かれることの二者択一に
対して正面から受けて立ったと読むことが出来ます。
２枚目のカード
ワンドのキングの逆位置
２枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
様々な言語化が出来ますが、これまでも、今回のタロット占いの
問いは、様々な角度から読んできましたから、意訳ですが、
一言で上手く伝えるならば、1枚目の戦車のカードの正位置で
言語化した、美しい人に独立する段取りをアドバイス(示唆した
感じ)の存在は、美しい人を裏切った(ワンドのキングの逆位置)
と読むことが出来ます。
美しい人を守るために主流派に逆らったが、他の人は、主流派に
ついて行ってしまった(ワンドのキングの逆位置)と読むことが
出来ます。
３枚目のカード
ワンドの８の逆位置
３枚目のカードは、２枚目のカードの先の状態を表しています。
美しい人を守るために主流派に逆らった存在自体が、自分自身の
境遇の突発的な変動に対して、どうすれば良いか分からなかった
(ワンドの８の逆位置)と読むことが出来ます。
言い方を変えれば、主流派に飲み込まれてしまったということ
でしょう。
４枚目のカード
ワンドの３の正位置
４枚目は、「美しい人を守るために主流派に逆らった存在」
の対策カードになります。
美しい人を守ることに同意する人たちと協力すること(ワンドの３
の正位置)が対策内容になります。
しかし、ワンドのカードですから、実際的な手段はなく、ただ、
美しい人を守るという考え(ビジョンに過ぎない)を共有している
程度の仲間だったのだと読むことが出来ます。
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５枚目のカード
カップの７の逆位置
５枚目のカードは、美しい人の深層心理を表しています。
独立するためには、ムショの裏をかくような動きが必要だった
(カップの７の逆位置)と読むことが出来ます。
ムショから、常識的な考えをする人が一掃された可能性があると
すれば、「美しい人を守るために主流派に逆らった存在」が、
何らかの理由で、それを責められたからかも知れません。
６枚目のカード
カップの８の正位置
６枚目のカードは、「美しい人を守るために主流派に逆らった
存在」の本音部分を表しています。
深く探求すべき問題(カップの８の正位置)が、美しい人が愛した国
には、横たわっていると読むことが出来ます。
言い方を変えれば、「美しい人を守るために主流派に逆らった存在」
の一存では、どうにもならないということでしょう。
７枚目のカード
魔術師の正位置
７枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。
美しい人に関する情報は、「美しい人を守るために主流派に逆らった
存在」の新たな地位や収入になった(魔術師の正位置)と読むことが
出来ます。
これは、意訳ではなく、魔術師のカードの情報は、新たなスタートを
切るためのものという意味で読むことが出来ます。
今の美しい人のソードのクイーン(光)へ
美しい人の当面の移籍先も決まっていたと読むことが出来ます。
別セットの結論ですが、相手が余りにも悪かったと言うことでしょう。
それは、美しい人が愛した国そのものの闇に横たわる存在だったと
読むことが出来ます。
オファー相手は、そういうところを窓口にして、美しい人を紹介
されていたのしょう。