何かの願いを叶えたくて行動を起こし始めると
自動的にそれ関して細分化したり圧縮したりしながら
自分自身が願いを叶えられる状態を最適化します。
しかし自動的に行われる最適化だけでは願いが
叶わないことも多々あります。
他の人が関わっていたり入学試験や入社試験のように
競争相手がいたりすると合格基準というものが
足切りをします。
恋愛も同じようにライバルがいると競争原理が働きます。
しかしスピリチュアルな視点で考えると本当に最適化
された状態は、それぞれに固有の豊かさや幸せが
ありますから競争原理は、ある種の通路の壁であって
そこで停止せずに曲がるためにあります。
このような前提で願いが叶う時の最適化について
書いています。
ホロスコープの内容であるサイン(星座)、天体や感受点、
アスペクト、ハウス等は必ず数字が関わっています。
サイン(星座)も何々座の何度というものがあります。
天体や感受点は、何々座何度の天体や感受点として
表記されます。
ハウスは、第何番目と言う大きな括りの他にカスプに
何々座何度と表記があります。
アスペクトの意味は、数字の意味そのものです。
ホロスコープを構成しているこれらの数字のどの部分を
簡単にまとめて、どの部分を細分化して把握するかが
その人にとっての最適化です。
自分自身にとって必要と思える部分を徹底的に細分化して
そうでもない部分は、出来るだけ「1」の状態にしてみます。
「1」と言うのは、このハウスは第○ハウスの何座という
程度の読み方です。
アスペクトであれば何座と何座の組み合わせくらいで
これ以上、大雑把に考えられないというレベルで考えます。
細分化していく場合は、簡単に言えば1度単位で考える
ということになりますが、サイン(星座)の組み合わせ、
可能な限り細かいアスペクトの組み合わせ、
ハウスの組み合わせ等多角的に詳細について考えられます。
そのアスペクトをヘリオセントリックで読んだ場合等
切りがないくらい詳細に見ていけます。
あまり良いことかも知れませんが、占いの性質の違いを理解
出来ているのであれば他の占いを併用してみるのもありかも
知れません。
その結果を同レベルに扱うのではなくホロスコープの読み方に
フィードバックさせることで統一感を失わないようにします。
あれはこんな結果でこれはこんな結果で考えるのなら複数
使うと混乱するだけです。
まとめ
人は、叶えたい願いによってこのような最適化を無意識に
行っています。
しかし無意識には癖があって毎回同じことの繰り返しに
なり易い傾向があります。
それを避けるためにホロスコープを使って単純化する部分と
詳細に考える部分のレイアウトを意識的に変えてみると
今までと違う結果に繋がります。
ほとんどの場合は、元の形が良いことに気が付きます。
そして良い結果が出るようになります。
意識的になることで自分の無意識を上手に扱えるように
なるからです。