願いを叶えるための地図としてのタロットカード(小アルカナのソード)
を書きましたが、ソード(風の元素)の生産性を上げたい場合は
双子座、天秤座、水瓶座のサインの性質を通して
調和(トライン)させることがポイントになります。
双子座の性質
様々な可能性の発展の限界まで試みます。
そのためジャンク情報でも集めて扱いますが
だからこそ可能性が広がるのです。
最初から思い込みで切り捨てれば盲点が
出来てしまいます。
情報収集の能力が高いサイン(星座)です。
限界まで情報収集したい場合は、魚座のイマジネーションに
沿って動くことがポイントになります。
天秤座の性質
対象となる存在が望んでいる内容を詳しく把握し
その視座から目的に合わせて視点をアジャスト
していきます。
有能な天秤座は、視点を再形成するスピードが速いです。
この時は、牡羊座の情熱が働いています。
水瓶座の性質
情報を客観的に扱います。
客観性の高さとは相反する内容ですが水瓶座の真の情報収集力は
天王星由来の直感力(ビジョン)にあります。
水瓶座の最大の長所は、客観性と直感をバランス良く扱う性質です。
鋭い直感を働かせるには獅子座の創造性(エモーショナルな部分)を
発揮することです。
タロットカードでソード(情報や知識、判断)を扱う人物カードの
レベルには、４種類あります。
ソードのペイジ
情報や知識、判断を扱う練習中のイメージです。
初心者レベルみたいですが普通のレベルを表しています。
ソードのナイト
特定の目的に関わっている仲間の能力を高めることが
出来るレベルを表しています。
かなり高いレベルです。
ペイジよりもはるかに理解力、分析力、思考力が高く
攻撃的な存在です。
ソードのクイーン
ソードのナイトを束ねる共感能力があります。
個人としてはソード(情報や知識、判断)を扱うことと同時に
人間の持つべき基本的な感情に対する本質的な部分を
理解しようとします。
ある意味、矛盾していますが、だからこそ理解が早く
(考え込まずに感じる力で知性を結び付けるから)
反応速度のナイトより高くなります。
ちなみにソードのナイトは、ソードのクイーンの指示で
動くと言うかソードのクイーンしか見えません。
欠点が無いように見えますが意外と繊細でストレスが
負担になります。
ソードのキング
ひたすら情報や知識、判断を発信するのみの力です。
組織であればワンマンな社長で一方的に指示を出します。
まとめ
このようなソード(風の元素)が特定の境界線の中に
魔術師がやって来て四元素を広げて目的に向かって
取り組み始めます。
目的に対するソードのレベルも以下のプロセスを経て
世界のカードの天使(風の元素)として収まる資格を得ます。
根本的な願いが叶うということは、他にも獅子(火の元素)、
鷲(水の元素)、牡牛(地の元素)が同レベルで揃い元々の
第５元素(真実や目的として自覚されるがエゴ絡みの目的は
修正されるので真実が適切)に辿り着きます。
愚者
まだ形のない世界。
これから成長する世界。
魔術師
新しい取り組みを始める。
女教皇
潜在的可能性を探る。
女帝
選択した可能性を育てる。
皇帝
育ててきた内容を広める(政治力が必要)。
法王
宗教的(精神的価値観)要素の指導力。
恋人
関係性から引き出される潜在的な可能性。
人であれ物事、状況であれ、お似合いなものを引き寄せる。
戦車
挑戦する。
正義
正しい判断をする。
隠者
自分自身にとっての真理を探求する。
運命の輪
新しいステージ(チャンスをつかむ)に乗る。
力
運命的な流れを意図的に調整する。
吊られた男
普通では得られない視点を得る。
精神性の高いメッセージ。
死に神
前カードで得た視点に沿って状況を整える(粛清)。
節制
前カードで作り出して状況を前提にした自己実現を行う。
悪魔
前カードで自己実現した内容を他人に押し付ける。
塔
前のカードで叶えた欲望が成長の限界を迎えて壊れる。
建設的な崩壊。
星
欲望の中で狭くなっていた視野が一気に広がる。
生きるエネルギーの補充。
月
前のカードで広がった視野は、それまで見失っていた可能性を
発見する。
それはまるで育て直しのような体験が始まる。
太陽
前カードで育て始めた自分自身を更に育てる。
実際の身体は一つだから、何らかの形で表現することで育つ。
審判
前カードで育てた自分自身を目覚めさせる。
目覚めさせなければならない。
世界
魔術師ではごちゃごちゃしていた四元素のバランスを取り
適切に配置することで守護するエネルギーと結び付き
真実(覚醒した存在の目標、願い)に到達する。
まとめ
タロットカードを通して何らかの真理に辿り着こうとする時
これらのカードに当てはまる内容が揃わないといけません。
どこか抜けていると世界のカードに辿り着いていない
ということになります。