3月10日まで水星が逆行しています。
現在は魚座の水星です。
アセンダントが双子座や乙女座の人のことは
以前に書きましたが、まずちょっとした笑いに
ついて書きます。
Aさんは、小さな会社を経営されている方ですが、
入金予定のものが入って来なくて大騒ぎされて
いました。
月末の支払いの引き当てとして予定していた振り込み
だったそうなのですが、記帳してみると残高が
変わっていなかったそうなのです。
慌てて窓口に行くと為替の手続きの関係上、本日中に
振り込まれる可能性があると言われたそうです。
Aさんは、いつも入金確認とかはされない
そうなのですが、何を思ったのか魚座の水星の
逆行中に限って普段はしないことをして
慌てたようなのです。
魚座の水星の逆行は他の水星星座の逆行よりも
混乱し易いものです。
このように水星の逆行中に限って普段はしない
ことをして驚くというパターンはありがちです。
そして書いている人もいらっしゃいますが
魚座の水星の逆行とコロナウイルスのお話です。
客観的に視点で言えば、魚座の水星の逆行で
毎回このような大規模なウイルス騒ぎが起こる
かと言えば、そんなことはありません。
水星のコミュニケーションや流行と言った意味と
魚座の混乱、感染を解釈すると今回のような
感染拡大に繋がることもあるという考え方です。
高齢者は特別なことがなくても肺炎は危険です。
笑点の公開収録も中止されたらしいですが、
賢明な判断でしょう。
各地のマラソン大会の返金対応が出来ない等
健康問題以外にも余波が広がっています。
何でもかんでも占星術を通して世の中の事象と
結び付けて考えると判断を誤ります。
人間は月の暦を中心に活動しないことで生産性を
上げることに成功しました。
その影で心身を病む人は増加しました。
かと言って私たちが利便性を手放すことはないでしょう。
現代社会の多くの悲劇は、水星逆行に似ています。
私たちの心身のバランスと効率や生産性の間にある
見えない谷間みたいなものが大なり小なり必ずあります。
ここに落ち込まないように注意を払う必要があります。
神戸の児童相談所が午前3時に小学6年生の女児を
追い返した事件が言い訳通りで悪意でないなら
水星の逆行という文脈で語れるかも知れません。
しかし助けを求めた女児にとっては間違いなく
魚座の水星の逆行現象でしょう。
占星術の暦から切り離された世界で私たちは便利に
効率的に生きています。
しかし私たち自身はホロスコープから内面を読み取れる
ことが多い存在です。
隙間に落ちないように注意が必要です。
どちらかに重心を置いていると案外、平気ですが、
境目付近にいると危険です。
自分の中心をどちらに置いても構いませんが、中心から
離れないことです。