という記事を書きましたが、そもそも愛って何?
という問題があります。
愛はそれぞれの人が生きる物語の中に
ずっと流れていて枯れてくると生きる気力が
次第に失せて投げやりになっていきます。
本当に枯れてしまうのか、流れが滞っている
だけなのか、愛が生に向かわずに死に
向かっているだけなのか想像の巡らせ方は
色々ありますが、個人の中にある生きる意欲と
結び付いた愛が誰かと繋がることという
言い方も出来るかも知れません。
それぞれの人の中にある愛の実感は月星座や
月のハウスやアスペクトにあるかも知れません。
ノード軸と比較することで自分自身の愛の物語が
立体的に理解出来ることもあります。
もちろん、誰かと、何かと繋がっていこうと思えば
それに必要なプロセスを辿ることになります。
まずは自分の中に流れている愛が元気である
必要があります。
理想の人に出会った時に飛び出していけないほど
疲れ切っていたら残念なことです。
月の星座は、その人がどんな種類の愛情を
求めているのかということを示しています。
自分自身では作り出せない感情は愛し愛される
関係から生まれるものです。
この感情は、同じ月星座だから同じになるという
ものではなく、ハウスやアスペクトの影響をはじめ
ホロスコープ全体が関わることで少しずつ
変わっていきます。
同じ月星座であるということは、愛情を交わし合う
パイプみたいなものが似ているということです。
月星座が牡羊座の人
月星座が牡羊座の人が元気な時は、それほど
仲が良くない人でも寄ってきます。
これは決して悪いことではありません。
月星座が牡羊座の人は、そういう人たちの中に
結び付く相手がいる場合が多々あります。
その人のことを思うといくらでも頑張れる相手が
愛に近いかも知れません。
月星座が牡牛座の人
月星座が牡牛座の人は、一緒にいて気持ちが
しっくりとくる相手と繋がります。
月星座別の解説の前に「愛し愛される関係からしか
愛にまつわる感情は味わえない」と
言うようなことを書きましたが、月星座が
牡牛座の人は、まさに具体的な関係を通して
愛を実感します。
どんな条件よりも実際に目の前の相手と気持ちが
通い合うかどうかそれだけです。
月星座が双子座の人
月星座が双子座の人は、元気な面と繊細な面が
あります。
愛を実感出来る相手は、繊細な面を大切に
してくれる相手です。
このような引き立てがあってこそ月星座が
双子座の人の愛は瑞々しい姿を保てます。
月星座が蟹座の人
月星座が蟹座の人は、閉ざされた中で密着
するような愛情を求める傾向があります。
そのような状態は客観的には停止した状態に
見えますが、しっかりと混ざり合って
同じような感じ方をする愛の世界を
作り上げていくのが月星座が蟹座の人です。
月星座が獅子座の人
月星座が獅子座の人は、自分が喜ぶよりも
相手を喜ばせたいという気持ちがあると
繋がるべき愛に縁が生まれます。
すでに出会っていて深い仲になっている場合は、
二人がピンチの時でも堂々とその愛を貫けるなら
その愛が答えです。
月星座が乙女座の人
月星座が乙女座の人は、愛を確かなものにする時は、
答えを求めるかも知れません。
それが過ぎると失ってから愛を得ようとする
傾向を作り出してしまいます。
本当に失ったらそこで終わりですが、見えなくても
何かしら繋がりが残っていれば再び強く結び付きます。
出来れば愛の形を壊さないままで、このような
繰り返しが出来る相手と繋がれれば愛は育っていきます。
月星座が天秤座の人
月星座が天秤座の人は、自然に相手に合わせてしまうので
ある程度関係が出来てからが、本当の愛を試すような
問題に取り組むことになります。
これは悪いことではなく、ここから深い愛に
繋がっていくのが月星座が天秤座の人です。
月星座が蠍座の人
とても包容力のあるように見える月星座が
蠍座の人は、実は我慢強いからそのように
見える場合があります。
それでも本当の愛に繋がろうとするならば、
愛する人を引っ張っていくよりも後ろから
支える方が上手くいきます。
支えるという行動は気持ちも大切ですが、
コミュニケーションも大いに関わってきますから
太陽星座も考慮した方が良いでしょう。
月星座が射手座の人
月星座が射手座の人は、面白い人を愛しますから
どんなことに関心を持つかで愛の中身まで変わる
印象があります。
印象と書いたのは、月星座が射手座の人にとっての
愛の感じ方が変わるのではなく具体的な愛の内容が
変わるということです。
どんな愛と繋がるか、そしてどのような愛が育つかは
何を面白いと感じるか次第です。
月星座が山羊座の人
月星座が山羊座の人は、かなり現実的な愛の感覚を
持っていますから、本当にその愛が成就するまで
慎重に振る舞います。
しかし月星座が山羊座の人の愛に対する現実的な
感覚はどこかに危うさが紛れ込みます。
愛はとても抽象的なものです。
しっかりし過ぎるとかえって見えなくなる部分が
ありますから、それが何なのか気が付く機会が
本当の愛に繋がるチャンスです。
その時に同じ相手に惚れ直すかも知れませんし
違う人かも知れません。
月星座が水瓶座の人
月星座が水瓶座の人は、いかに愛を持続
させられるかがテーマになります。
月星座が水瓶座の人は、冷静なところがあって
先に愛の終わりを見てしまう、感じてしまう
かも知れません。
そうであったとしても愛は生きてる限り
何度も育て直すものです。
見えている、感じている終わりのようなものは
実は始まりです。
月星座が魚座の人
月星座が魚座の人は、一緒に笑える相手といることで
愛に繋がり易くなりますが、追い求める過ぎると
愛が遠ざかる面があります。
それぞれの月星座が魚座の人の適切な距離感があります。
これは太陽星座と大きく関わりがある部分です。
適切な距離感をどのように決めるかは経験から
自然に生まれてくるかも知れませんが、最後に
決めるのは自分自身です。