生きるのが嫌になるほどの心の葛藤を味方にするコツ

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月と冥王星のスクエアで、このアスペクトが心に作る

亀裂の状態について書きました。

これを前提に火星とのオポジションが加わると

この亀裂は、どのように働くのかという視点で

三浦春馬さんが亡くなった理由と月のTスクエア

を書きました。

スクエアが作る葛藤は、行動で解消するのが楽です。

これは太陽と火星や太陽と冥王星と言ったような

スクエアもまったく同じです。

本当は葛藤を引き起こす異なる元素を愛で繋ぐことが

最終目的なのですが、ほとんどの場合取りあえず

苦しみを紛らわすために激しく動き出します。

行動が生み出す様々な高揚感で葛藤を打ち消して

しまうのです。

ですからある程度葛藤が解消するとそれまで自分を

助けてくれていた手段が自分自身に不当に苦労させて

いるような感覚に襲われてその手段を憎むようになります。

ネイタルのホロスコープの土星とトランジットの土星が

スクエアになる20歳前後に色々と起こるのは、初めて

それまでの手段の見直しが起こるからです。

例えば勉強ばかりしてきたから合格した後に遊ぼうというのは、

受験勉強そのものが目的だった人です。

合格後に本格的に学習が出来ると思っている人は、

そんな感じ方はしません。

これは遊びが悪いという意味ではありません。

遊びには遊びの大切な意味があります。

葛藤の多い人は、手段が一段落したら遊んだ方が

絶対に後々良い影響があります。

この時に遊べないといつまでも特定の疲れが抜けずに

どこかで足を引っ張ります。

三浦春馬さんが俳優活動を辞めたくなったのも20歳の頃です。

三浦春馬さんは、この時にしっかりと疲れを抜くことが

出来たのでしょうか?

結果だけを考えると特殊な疲れは心に張り付いたまま

だったように思えます。

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本当の葛藤の消し方は、苦しみを紛らわすために高揚感を

作り出す手段を放棄しないことです。

どんな時でも同じペースで頑張るという意味ではありません。

葛藤を消すためだろうが、取りあえずの現実の辻褄を

合わせるためだろうが、いい加減な手段では出来ないのです。

葛藤が大きい人ほどその手段に対して純粋な喜びや楽しみを

感じていませんから、どんなに良い結果や手ごたえを感じて

感動しても気持ちのどこかで、その手段から解放されることを

願っています。

本当に自分が苦しい時に偶然手に取った手段は、その人の

ノード軸(母なる世界)が送り込んでくれたギフト

みたいなものです。

少し飛んだ話ですが、ノード軸には前世がどうのこうの

という意味も絡んでいます。

前世なんて人を煙に巻くような話ではなく、本当に

苦しい人にとっては今が大切です。

しかし本当にどうにかしたい時につかむ何かは、そのような

繋がりと似ています。

そして現実にその何かをつかむものは、やはり自分自身の

能力です。

この場合の能力は他人との比較は一切関係ありません。

重要なのは、自前の能力でその何かを自分がつかめる

ということです。

人は、自分自身の感覚で分からないことでは、奇跡は

起こせません。

第12ハウスを使った幸運術で何度も書きましたが、

必要な時に必要なものを取り出すためには、他人ではなく

イマジネーションの世界、もっと言えば霊的な世界の中に

本当に自分自身が必要なものを見出せる感覚が必要です。

確信を得られたら紆余曲折があっても何とかなります。

下手にまともに努力するよりもかなり不可思議な展開が

連続していきます。

そんなことを繰り返していると自分自身の感覚を

どのように扱えば良いのか理解出来るようになります。

そうなるとその努力の難しさや大変さも分かります。

そうやって普通の努力と苦しい時に自分を支えてくれていた

手段に対する努力のバランスが理解出来るようになります。

ネイタルのホロスコープで葛藤が大きい人には、やはり

それなりの特徴があります。

葛藤部分も自分自身であり磨けば何かしら生まれて来ます。

ですから絶対にアクセスする手段を完全に手放さないことです。

葛藤が軽くなり浮かれてしまっていても絶対にその手段は

自分のそばから離さないことです。

葛藤部分の初期は、暗黒部分のような姿をしている

場合もあります。

しかしそれを始末すればその人の愛の可能性も消えます。

リンク記事で月と冥王星のスクエアの亀裂について

書きませんが、その亀裂を暗黒要素が埋めて繋いで

くれています。

どんな時でも葛藤部分を扱う手段は、そばに置くことです。

これが最も大切なコツです。

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