水星魚座が与えるポジティブな側面(宇宙元旦のお年玉)

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水星が魚座に入って少し経過しましたが、魚座の知性の豊かさを

上手く享受出来ているでしょうか。

水星のシャープな働きと魚座の曖昧な影響力は、相性が悪いように

思われるかも知れませんが、魚座は、12サイン(星座)の最後の

サイン(星座)であり、曖昧さは形の問題であって本質とは別の

問題です。

トランジットの水星魚座のエネルギーが、曖昧なのではなく

私たち個人が抱えている曖昧な部分を明らか(水星)にしてくれる

影響を与えてくれます。

水星が魚座に入ったので、その効果に気付いた人もけっこう

いらっしゃると思ってこの記事を書いているのですが、中には

少しがっくり来ている人もいるでしょう。

どういうことかと言うと魚座の豊かなイマジネーションを

受け取った結果、実際に役立ちそうなことが無駄に思える

場合があるからです。

そのような場合は、少し冷静に考えてみて下さい。

魚座が求めていることは、全体の一部と言うか、全体に溶け込む

ことであって双子座や乙女座の支配星である水星の個別を

明らかにするようなこととは、相反するものです。

ですから水星魚座が個人に伝えてくる内容は、個人的な興味や

防衛的な意識ではなくもっとも全体に馴染むための姿です。

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このようなメッセージは、全ての人に届いています。

全ての人に届く理由を簡単に言えば光みたいなものだと

考えれば近いかも知れません。

光の動きも結局は、肉眼でははっきりと見えませんが

どのような位置関係から見ても同じようなスピードで

観測されるものです。

ですから人間にとっては、見るものではなく個別の感覚的な経験を

通して感じるものです。

生き辛いホロスコープの一つにハウスの基本星座とそのサインが

全てオポジションになっているタイプの人がいます。

そのような人は、全ての意識活動が否定されるので、まるで

過去と未来が自分自身の中で衝突し、実際に生きることが

無意味に思えます。

水星が魚座に入ると、そのようなタイプの人にさえ、ポジティブな

意味を与えることが出来ます。

それは個では無く全体の中での位置付けを教えてくれるからです。

生き辛いホロスコープとして紹介したバランスは、誰でもどちらに

ある程度の割合で傾いたバランスを持っているものだと言い換える

ことも出来ます。

偏っていれば動くことに葛藤は、少なくなりますが、一気に

バランスを取られると事故やトラブルが取り返しのつかないものに

なることもあります。

どのようなタイプの人であれ、全体に上手く溶け込んでいれば

そのようなリスクは、溶け込んだ程度に応じて減ります。

これは自我の放棄に勧めではありません。

自我を正しく成長させることで全体に溶け込めるようになります。

最初から放棄していたら無理です。

3月21日は、宇宙の元旦です。

その前には必ず魚座に入ります。

必ずお年玉をもらって下さい。

自分自身の何ハウスを刺激しているかを考えてもヒントに

なりますが、捉われずに大きく考えることも大切です。

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