影響を受け易いと感じるか、他者と協力し合って幸運を生み出せるのか、分かれるアスペクト

ホロスコープを読む時にセクスタイル(60度)を

あまり重要視しない人もいるかも知れませんが、

他のアスペクトと同じように大切です。

天体は、簡単に言えば意識です。

この意識が他の意識と理想的な関係を結ぼうとする動きを

表しているのが、セクスタイル(60度)です。

しかし、実際は、同じソフトアスペクトであっても、

トライン(120度)の方がメジャー扱いです。

トライン(120度)もセクスタイル(60度)も調和していると

言うことは、出来ますが、セクスタイル(60度)の場合は、

自分自身の天体意識や感受点の状態に相応しい相手を引き寄せて、

調和した状態を作り出します。

「相応しい」が、イコール「素晴らしい」とは、限りません。

自分自身と同じようなものと言う意味とは、また微妙に異なり

瓶と蓋の関係性みたいなものです。

何らかの意味でぴったりくる者同士で引かれ合う状態です。

多くの場合は、「引かれる」は、「惹かれる」を意味しますが、

そのことが太陽や月、土星といった自分自身のキャラクターにとって

どのような意味を持つかは、別問題です。

ホロスコープには、様々な感受点がありますが、まるで膿みを

出すためのようなポイントもあります。

相手のそのような部分と相応しい関係性が出来上がる場合

(セクスタイル)も当然あります。

何よりも、セクスタイル(60度)は、このような性質上、誰かの

影響を受け易い意識部分と言うことが出来ます。

誰かと協力し合うことで働き易い意識部分とも言えます。

特に個人天体やアングルにセクスタイル(60度)が多い人は、影響を

与え合う相手(恋愛であれ、仕事であれ、人間関係全般)の存在に

大きな影響を受けます。

これに振り回されれば、厄介なアスペクトとも言えますし、適切に

扱えれば他人と協力し合える要素を多く持っていると言うことも

出来ます。

そう言った意味では、セクスタイル(60度)は、トライン(120度)

のように閉じていませんから、最終的に、それがどのように転ぶか

未知数とも言えます。

1対1だけの関係性であれば、それで終わるかも知れませんが、

そこにトランジットやプログレスが影響を与えることもあります。

言い方を変えれば、自分自身でコントロール出来ない意識部分

でもあります。

常に一定数の他者の意思が入って来る部分があると言うことです。

ですから、適切に扱えれば、可能性を広げてくれたり、浄化して

くれたり、するようなポイントになります。

どのような空間で、それが行われるかは、その天体や感受点がある

ハウスを読めば分かります。

生きることが苦しい人は、自分自身の膿み出しになるようなポイントと

セクスタイル(60度)になる人に協力しておらうのもありかも知れません。

膿む理由は、それぞれですが、例えば年齢域を読んだ時に、毎回前後

するような場合は、人生が前進したかと思えば後退するような思いに

取り付かれるかも知れません。

きちんと膿み出し出来れば、それそれでポジティブな意味があることが

見えるはずです。

影響を受け易いと感じるか、他者と協力し合ってレバレッジが利いた

成果を生み出せるポイントと感じるかは、自分次第です。

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