レベルアップするためのホロスコープの読み方の実例

不運に対する個人的対策内容を知る方法(トランジットの冥王星対策)

という記事にいくつかのポイントを書きました。

その一つ「2」で調べたハウスのカスプのサビアン度数を調べます。

カスプのサビアン度数は、レベルアップするテーマの大きな要素の

一つと言えます。

カスプのサビアン度数だけではなく、その一つ前が、カスプのサビアン

度数の内容を実行する対策内容になります。」

この部分なのですが、サビアン度数の意味を理解するのは、場合に

よっては、難しかったりします。

例えば、該当するサビアン度数山羊座2度だったとします。

サビアン名は、「三つのステンドグラスの窓、一つは、爆撃で

損傷している」です。

理由については、割愛しますが、個人に起こる現象としては、

落ち込んだり、ポジティブになったりを繰り返す感じになります。

そのようなことに対する具体的な対策をどのように考えるのか?

ということになります。

リンク先の記事は、トランジットの冥王星対策ですから、そのような

運勢が求めてくるのは、何らかのレベルアップです。

レベルアップ出来れば、スクエアだろうが、オポジションだろうが

関係ありません。

もちろん、アスペクトによって表れる現象は、異なりますし、対応の

仕方も異なりますが、現実的にレベルアップすれば良いのですから、

しっかりとホロスコープ全体を理解して、どのようなテーマに取り組めば

良いのか理解出来れば、それらの違いは、些末なことかも知れません。

サビアン度数山羊座2度の話に戻りますが、サビアン度数蟹座2度と

対比すると理解し易いかも知れません。

この度数は、河合隼雄さん(京都大学名誉教授)の太陽のサビアン度数です。

河合隼雄さんは、心理学者であり、臨床心理学を専門にされていました。

心の問題の専門家です。

心は、誰にでもありますが、いざ、本当に理解しようとすることは、

大変難しいものです。

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サビアン度数蟹座2度(広く平らな場所に吊るされた男)は、宇宙のような

空間に一人置き去りにされた寄る辺ない状態です。

河合隼雄さんの太陽(自我)は、このような心理状態に安定をもたらすために

臨床心理学を選択したと読むことが出来ます。

このようなサビアン度数蟹座2度とサビアン度数山羊座2度は、オポジション

の関係ですが、山羊座の取り組みは、具体的な事柄に向かうことを求めます。

これは、学問が具体的ではない、という意味では、ありません。

心理的な問題や精神的な問題として扱わないという意味です。

そのようなアプローチは、射手座までであって、どのような個人的な価値観も

山羊座の初期度数で否定されます

社会の評価基準で計られるのです。

このような違いは、善し悪しではなく、単なる占星術のサイン(星座)のお話

ですから、そんなものだと思って下さい。

サビアン度数山羊座2度は、自分自身を安定させるために山羊座らしい手段を

選択すれば良いということになります。

その手段は、自分自身の適正や好みを尊重して選択すれば良いので、

ホロスコープ全体をしっかりと読むことが大切になります。

サビアン度数蟹座2度を個人天体に持つ人は、何らかの宗教に救いを求める

人もけっこういますが、サビアン度数山羊座2度であれば、やはり仕事として

取り組めそうなものを選択すると満足度が高くなります。

仕事を社会貢献と考えるか、稼ぐ手段として考えるかで、少し変わってくる

部分もありますが、割合の問題であって二者択一では、ありません。

第2ハウスのコンディションや、第6ハウスのサイン、第10ハウス、

実務としての火星、自分自身のキャラクターとしての太陽と月の組み合わせ、

自分自身の決着をつけるスタイル(土星)くらいをざっと見て考えると

良いかも知れません。

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