恋愛関係で本能部分が書き換えられるタイプの人

太陽と月の相性が良いと上手くいくような記述は、多いと

思いますが、月よりもアセンダントが重要になる場合

もあります。

何らかの傷からの心理的成長の過程や運勢のタイミング、

交際中の恋人、結婚のパートナーとの相性等々、様々な

パターンがあります。

何でもかんでもピックアップしてしまい、それでは、

全部に近いのでは?と思われるかも知れませんが、

共通点としては、自分自身の感情が上手く把握出来ない

状態にあるということでしょう。

もちろん、これには、程度の問題があります。

抑圧の程度が酷い場合は、対象に対して、自分自身が

どのように感じているか、分からなくなります。

どこかで意識と感情が千切れてしまっていて、上手く

感情を把握出来ないのです。

このような状態になると月よりも本能部分に近い

アセンダントがフル活用されます。

運勢や恋人、パートナーによって月が消えてしいます。

しかし、果たしてそんなことがあり得るのでしょうか?

たいてい場合は、運勢や恋人やパートナーとの関係性の

中で親子関係が再現されているだけかも知れません。

理由に関する考察の深掘りは、行いませんが、アセンダントが

月の代わりをする時にセレスとインコンジャンクト

(クインカンクス)を例に解説します。

インコンジャンクトは、トレーニングのアスペクトですが、

本能部分(命)のようなアセンダントが後天的に鍛えられて

変化させられることになります。

これは、けっこう苦痛なことです。

アセンダントとのインコンジャンクトは、鬱になりそうなくらいの

苦痛を引き起こす可能性があります。

しかし、それを繰り返すことで、それが普通になっていきます。

アセンダントのサビアン度数によって、変化させられる対象を

読むことが出来ます。

セレスは、親子関係や愛着に関する小天体ですから、そのような

内容がセレスの内容(サイン(星座))に従って変化させられる

ことになります。

「たいてい場合は、運勢や恋人やパートナーとの関係性の

中で親子関係が再現されているだけかも知れません。」と

前述しましたから、セレスをこの場合は、愛着に関する態度

(どのような愛情欲求を満たすように変化させられているのか)

と考えても良いかも知れません。

もし魚座のセレスであれば、見返りを期待しない愛を示す

ような姿勢(アセンダント)に改造しようとします。

もし、このセレスがサビアン度数魚座1度であれば、本来

ならば排除したい異質なものまで、自らに招き入れることで、

それまで自分自身が縛られていた価値観から自由になろうと

しますが、これは、ある種の戦いであり、修練ですから、

それなりに苦痛が伴います。

もし、このセレスが第8ハウスにあれば、深い感情体験を

通して愛着に関する問題が成長していきます。

極端に言えば、死関することを通して愛着に関する問題に

取り組む傾向があります。

sponsored link
error: Content is protected !!