覚醒しつつあった美しい人は、自を選ばない

1枚目のカード

ワンドのキングの正位置

このカードが1枚目に出たということは美しい人が

何らかの価値を創り出そうと努力していたことが分かります。

これは三浦春馬さんが軸になって回していた空間が

確かにあったことを教えてくれます。

美しい人を中心にして回っている世界があることを

感じている人が少なからずいたことを示しています。

(現在もいるでしょう。)

2枚目のカード

カップの10の逆位置

その世界がどこか節目に辿り着いたのに、現実は前に

進めないことにうんざりしていました。

3枚目のカード

月の正位置

7月16日を迎えるまでの数ヶ月間は、本来の美しい人の魂が

覚醒している期間でした。

この記事を読んで下さっている方に伝わる例えになるかどうか

自信はありませんが、敢えて言えばそれは「夜の踊り」を

歌っている踊っている美しい人から感じられるものです。

この覚醒を何者かに邪魔をされたと言えます。

枚目のカード

ソードのペイジの逆位置

3枚目の月の正位置と綺麗に繋がります。

3枚目で書いた覚醒が何者かに邪魔をされて思いを貫けずに

美しい人の気持ちが高ぶっています。

5枚目のカード

ワンドの2の逆位置

ワンドのカードの元素は火です。

このカードは、更なる理想を目指すためのエネルギーや

気持ちを高めて夢をみたり現実的に主張したりします。

この気持ちはピュアなものですから状況に合わせて

変えられるものではありません。

そのままのものです。

それが逆位置ですから、力が及ばないことを示しています。

つまり覚醒しようとしている美しい人の魂が

美しい人として具体的に変化することが阻まれている

状態を示しています。

誰かが邪魔をしていたということです。

ピュアな思いを自惚れるなという切り捨てられ方を

したのかも知れません。

6枚目のカード

ソードの1の逆位置

1枚目から5枚目のような状況になっていくとソードの

エースは、美しい人の無意識で覚醒してきたものが

満を持して具体的な行動となって新しいスタートを

切ろうとしていたと言えます。

sponsored link



その例えとして適切かどうか分かりませんが、敢えて書きます。

美しい人がライフワークにしたいと語ったミュージカルを

通して見せた実力や得た評価は、美しい人の魂の覚醒が

具体的な方向へ向かう道筋を示していたはずです。

きっと美しい人は、こうなっていくのかもと思わせるような

感覚を多く人が感じたはずです。

美しい人の持って生まれた数々の才能、才能に溺れない意思、

意思を育てる探求心、そこから生まれる無限の可能性、

それらに驕らない素直さや愛らしさ、他者への思いやり、

何よりも、これらが美しい人の情熱によって束ねられる

ことで新しい夢が見られるはずでした。

この情熱を込める様々な対象が美しい人にとって仕事でした。

間違いなくこれを否定されたのでしょう。

しかもある程度の時間をかけてじっくりと真綿で首を

締めるように否定されたのでしょう。

覚醒出来ないかも知れないと感じた魂は美しい人の身体から

少しずつ離れていったからこそ痩せていったのかも知れません。

ソードの1の逆位置は、情熱が抜けていくと次第に無機質に

なっていきます。

それでも笑顔の演技をされていたようにも見えますが、

無機質と言うか虚ろと言えば良いのか分かりませんが、

カネ恋で一瞬そんな場面があったような気がします。

少し前にブログ内検索に「美しい人 玄関に飾られた能面」

というものがありました。

何を知りたいのだろうかと不思議に思ったまま忘れていましたが、

ソードのエースの逆位置は、意思を発揮出来ないまま

ただ機械的に過ごすという意味があります。

今を乗り切るために能面であれ、みたいな思いがふっと

浮かんで来てゾッとしました。

7枚目のカード

死に神の正位置

7枚目で死神の正位置が出た時に心底驚きました。

このカード自体は、絵柄ほど悪いものではなく

まさしく冥王星の破滅と再生のプロセスのように

成長パターンの両端がセットになったものです。

しかし、このカードのシンプルな意味合いは、

物事の終わりです。

あまり婉曲的に書いても伝わり辛いのではっきりと

言えばこのカードは、「死にたい」という気持ちです。

7枚目のカードは、1枚目から6枚目までのカードを

総括する側面もあります。

しかしここでだから美しい人が死を選択したと

考えるのは早計です。

タロット占いでも占星術でも同じですが、良いカード、

悪いカードというものがあるのではなく、そのカードと

自分自身の繋がりの中のもっともポジティブ意味が

生まれるポイントに本当のメッセージがあります。

死神のカードは、死と再生の両面で成り立っています。

美しい人の覚醒しつつあった魂が、美しい人の

身体を伴ったまま再生しないのは片手落ちなのです。

美しい人だけのバランスであれば再生するはずだったのです。

「今の美しい人のソードのクイーン(光)」へ

再生を阻んだ具体的な内容を書けば憶測を鵜呑みにしていると

思われるでしょうし、タロット占い自体を好まない場合も

あるでしょう。

しかし美しい人が消された理由について自由に書かせて

頂くには、あくまでも占いですからというスタンスで

ちょうど良いのかも知れません。

何だか自虐的なまとめになってしまいましたが、逆に

それだけ今回のカードは細かく伝わってきました。

このようなタロットカードの使い方は、感じるものが

先にあってカードを通してメッセージを読みますから、

いつでも引けば読めるというものではありません。

ここまで美しい人との対話を重ねてきて、私たちは、

とても素晴らしい人を失ったことが身に沁みてきました。

sponsored link
error: Content is protected !!