美しい人は、トム・クルーズさんみたいになれたのか?

1枚目のカード

カップの2の正位置

1枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。

美しい人は、快適な職場を望んでいた(カップの2の正位置)

と読みました。

しかし、カップの2のカードですから、正位置であっても何が

正解かは、美しい人には、分からなかったと読みました。

何故なら、正解を求めて、無意識に現状に合わせてしまうのが

カップの2のカードの本質的な働きだからです。

本当は、辛い状況であっても美しい人自身が努力してことで

適切な状況を作り出すことになります。

これは、悪く言えば、かなり不安定な状態を招きます。

言い方を変えれば、まだ美しい人自身が何らかの期待を

誰かにしていると読むことが出来ます。

カップの2のカードは、愛のカードですから、誰かの愛を期待

していたと読むことが出来ます。

この愛(カップの2のカード)は、特定の対象が存在します。

占星術的には、オポジションです。

無意識に繋がっています。

美しい人は、誰を思い浮かべていたのでしょうか?

このことを客観的に意識出来る状態になったのが、2枚目の

ワンドのナイトの逆位置です。

2枚目のカード

ワンドのナイトの逆位置

2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。

ワンドのナイトの逆位置ですから、美しい人は、何かを

少し急いでしまったのかも知れません。

3枚目のカード

カップの8の逆位置

3枚目のカードは、2枚目のカードの先の状態を表しています。

カップの8のカードですから、美しい人は、気持ちを深く

探究し過ぎたと読みました。

美しい人の月は、ややオーブ広目ですが、冥王星とスクエアです。

このようなタイプの人は、心の中から闇を全て排除しようとすると

生きるエネルギーを全て失ってしまいます。

美しい人は、複合アスペクトである神の拳に見られるような

実際的な資質、物事をやり抜く実行力があり過ぎるからこそ、

心の中から、生き方の中から完全に闇を取り除こうとすると

具体的な反動が起き易い傾向があります。

美しい人の場合は、これだけでは、ありません。

火星とドラゴンヘッドのコンジャンクションがあります。

これは、どこまでも頑張れる資質と同時に危険性の高い暴力性に

晒される傾向があります。

言い方を変えれば、美しい人は、何かと戦ったはずです。

その何かが大き過ぎたのでしょう。

美しい人と活躍のジャンルは、異なるかも知れませんが、

トム・クルーズさんみたいになることが出来たのか?という

問いを立ててカードを引きました。

何かと戦わなければ、普通の人が出来ない努力が出来るという

点では、大いに可能性があったと読むことが出来ます。

ただカップの8のカードは、探究することは、出来ますが同じ

ポイントから移動することは、出来ません。

ひたすら深く潜っていく状態です。

まだまだ自分自身の関心に集中している状態と読むことが

出来ます。

逆位置ですから、この探究している状態をそのまま続行するか、

断念するかという選択を迫られたと読むことが出来ます。

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4枚目のカード

吊られた男の逆位置

4枚目は、美しい人の対策カードになります。

吊られた男の逆位置ですから美しい人は、このまま同じ状態を

継続しても現状は、変わらないと判断したと読むことが出来ます。

5枚目のカード

死に神の逆位置

5枚目のカードは、美しい人が命を失うことになった原因

となる側の本音部分を表しています。

美しい人にどのように働きかけても自分たちの望むような答えが

得られなかった(死に神の逆位置)と読むことが出来ます。

6枚目のカード

コインの1の逆位置

6枚目のカードは、美しい人の深層心理を表しています。

微妙なカードです。

美しい人としては、自分自身の希望を通すためにもっと

努力をしたい(コインの1の逆位置)と読むことが出来ます。

しかし、コインの1の逆位置ですから、その先では、大事な何かを

手放さないといけない可能性がある(コインの1の逆位置)と

読むことが出来ます。

コインの1の逆位置ですから、美しい人の希望が通る状況では、

なかったと読むことが出来ます。

しかし、このことを美しい人が受け入れていたわけではありません。

何故なら、5枚目のカードは、死に神のカードですから、美しい人が

命を失うことになった原因となった側が美しい人の希望を断捨離

(死に神のカード)したと読むことが出来るからです。

7枚目のカード

カップのクイーンの正位置

7枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。

カップのクイーンの正位置ですから、そもそも美しい人は、

他人との争いに興味関心が向かないタイプの人と読みました。

何故、美しい人が亡くなったのか、ここでやっと理解

出来た気がします。

美しい人は、本当に芸術家肌(職人)であり、ロマンチストな

タイプの人(カップのクイーンの正位置)と読みました。

戦ったのではなく、愛情深い(カップのクイーンの正位置)

からこそ、美しい人が命を失うことになった原因となる側と

折り合いが付かなかったと読みました。

今の美しい人のソードのクイーン(光)へ

ファンに向かって手を伸ばす美しい人の天使のような笑顔が

脳内のスクリーンにぱっと広がりました。

美しい人は、トム・クルーズさんには、なれないと読みました。

美しい人は、カタツムリにも話しかけるのです。

やはり誰かが守ってあげるべきでした。

言い方を変えれば、トム・クルーズさんは、戦えるタイプの

人なのでしょう。

ただ美しい人は、神の拳の複合アスペクトと火星とドラゴン

ヘッドのコンジャンクションがあるので、実父とコミュニケー

ションが取れれば、美しい人なりの戦い方を身に付けていった

と思います。

美しい人が命を失うことになった原因となった側は、そのことを

最も恐れたのかも知れません。

その時は、トム・クルーズを超えるようなスターになっていた

かも知れません。

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