彼と彼女がスクリーンの中で新たな活躍を見せてくれる
ことは、もうありません。
何故、そんなことになってしまったのでしょうか。
主演級のお二人が短い期間にクローゼットで自分自身を
吊る確立はどれくらいあるのでしょうか?
昔から自分の頭で考える子供は嫌われたものです。
昔から支配する側の論理と支配される側の論理は
噛み合わないものです。
支配する側は、支配される側が何も考えないことを
望みます。
しかし、支配される側が何も考えなくなれば、地獄
のような現実が訪れます。
彼と彼女が消えたことが突然過ぎて、どこかで
生きているのでは?と考える人もいます。
それくらい何かしら大きな断絶を感じるからです。
もし何も疑問を感じないならば、支配する側が用意した
マトリックス的な世界に完全に溶け込んでいるのかも
知れません。
マトリックス側のエネルギー源として生きていることと
同じことを意味します。
私たちは、どのような世界に順応すれば、彼と彼女が
生きている世界を見られるのでしょうか?
生きているという言葉は、比喩として使っていますし、
カップのカードのようなイマジネーションでもありますが、
彼と彼女が生きていられるはずだった世界とも言えます。
彼と彼女が生きていられるはずだった世界が正しいのだと
すれば、今の支配する側が見せている世界が何かしら、
間違っていることになります。
しかし現実は、真相が明らかになることも、ありません。
何が正義かは、一人一人が考えることが作っていきます。
支配する側が、最も気付かれたくないことです。
これを気付かせない仕組みどころか、考えさせない仕組みが、
今、どんどん作られています。
1枚目のカード
ワンドの1の逆位置
1枚目のカードは、2枚目のカードの過去や動機を表しています。
彼と彼女の持っている力が通用しない
(ワンドの1の逆位置)と読むことが出来ます。
2枚目のカード
皇帝の逆位置
2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
彼と彼女に支配する側の論理が覆い被さっていきます。
3枚目のカード
ソードのナイトの逆位置
3枚目のカードは、2枚目のカードの先の時間を表しています。
彼と彼女は、何らかの情報を持っていましたが、支配する側と
比較すると、誰かと戦うような経験はしたことがありません。
これを人生体験の不足(ソードのナイトの逆位置)と言うのであれば
ほとんどの人がそうでしょう。
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4枚目のカード
太陽の逆位置
4枚目のカードは、彼と彼女の対策カードになります。
太陽のカードには、双子の子供がデザインされています。
このタロット占いで言えば一人の子供は、彼と彼女です。
もう一人の子供は、素敵な彼と彼女と似ても似つかない
影のような存在です。
しかし彼と彼女が未来に向かっていくためには、2枚目の
カードの支配する側の中にこの影の存在と同じものを見出す
必要がありました。
太陽の逆位置ですから、彼と彼女の秘密を知られてしまった
と読むことが出来ます。
誰かが漏らしたのです。
彼と彼女がミスして漏らしたのであれば、ある意味で、仕方が
ないのですが身近な誰かが漏らしたのです。
だから防ぎようがなかったと読みました。
5枚目のカード
ソードのキングの逆位置
5枚目のカードは、支配する側の本音部分を表しています。
彼と彼女がどのような主張をしようと支配する側が絶対的に
正しいということでしょう。
6枚目のカード
コインの2の正位置
6枚目のカードは、彼と彼女の深層心理を表しています。
具体的な事柄を彼と彼女がコントロールしているのであれば、
忙しい中にも何となく楽しさを感じるのが、コインの2の
正位置ですが支配する側によって彼と彼女がコントロール
出来ない状況がもたらされた場合は、コインの2のカードの
中身を問わずに繰り返される動きの中で翻弄されることになります。
そのような状況になると個人が責任を果たすことは不可能です。
形だけで中身が伴わないので裏切りとまではいかなくても
上辺だけの味方ということもあるでしょう。
7枚目のカード
隠者の正位置
7枚目のカードは、このタロット占いのまとめ的なカードになります。
彼と彼女は、4枚目のカード解説で書いた影の部分を受け入れる
ことが出来れば、今も生きていたと読むことが出来ます。
しかしそれはキラキラした彼と彼女に受け入れることが出来ない
影だったということでしょう。
受け入れた世界には、西洋の城が建ち奇妙な歌が流れています。
しかしそのような世界に彼と彼女はいません。
「今の彼と彼女のソードのクイーン(光)」へ
支配する側は、彼と彼女に一定の変化(4枚目のカードの影となる
子供)を受け入れるように迫ったということでしょう。
彼と彼女は、拒否したということでしょう。
彼と彼女は、笑った時の目の形が似ています。