恋人やパートナーの存在が負担になる月の配置と対策

第7ハウスに月があると周囲の人の意思に

取り込まれてしまい易くなります。

これは、とても窮屈な状態なので、周囲の人

であっても好かれなくて良いと判断した場合は、

完全にシャットアウトしようとすることもあります。

その時は、敵に対応するような強硬な態度になります。

若しくは、引きこもってしまう場合もあります。

しかし、同じ性質であっても、好きな人に対する

場合は、完全に合わせようとするような感じになります。

これは、見る人によっては、卑屈に感じられることも

あるかも知れません。

アセンダント天秤座の人も第7ハウスに月がある人と

同じような傾向があります。

第7ハウスの月が作り出す境界線は、他人が自分

自身をどのように見るのか?という潜在意識(今回は、

自覚されない動機として使っています)によって

作られています。

プライベートな空間を常に他人が覗いているような

意識状態で境界線を作っているのです。

このような表現は、どういうこと?と思われるかも

知れません。

月の年齢域は、生まれてから7歳くらいまでですから、

母親を中心に周囲の影響を無条件で吸い込みながら、

それを材料にします。

母親と言う存在と同じくらいの意味を持つのは、愛情に

関する関係です。

恋人やパートナーは、もちろん、親友ということも

あるかも知れませんし、師弟関係もあり得るでしょう。

逆に、それ以外の関係であれば、やはりプライベート

空間ですから、シャットアウトするでしょう。

このようなタイプの人は、恋人やパートナーと離れる

ことが出来る自分自身の時間と空間を確保する必要が

あります。

月の性質は、自動的ですから、素の自分自身に戻るには、

意思ではなく、環境を用意するしかありません。

このような配置でも、ありのままのと言うか、素に近い

状態で接することが出来る相性もありますから、窮屈さを

楽しめないのであれば、異なる恋人やパートナーを

選ぶしかないかも知れません。

特にパートナーは、拘束が強くなりますから、負担が

大きくなります。

しかし、このような負担が影響され易さ(特に第12

ハウスの月)に対する防御になる場合もありますから、

やはり、総合的に判断していくことになります。

このようなタイプの人は、恋人やパートナーから得られる

利益のようなもの(別にお金とかではなく、様々な要素)と

合わせる自分自身のギブアンドテイクみたいな感覚を

持ち易く、自分自身のことを、穏やかな快楽主義者や

打算的な性質と感じている場合もあります。

取り敢えずは、そこでバランスを取ることから、コント

ロールする感覚を得ると第7ハウスの月を実感し易いかも

知れません。

月は、無意識側ですからコントロール出来ないと言われて

いますが、その存在の一部を意識することで、間接的に

コントロール出来ます。

コントロール出来る範囲が広がると、恋人やパートナーに

対する許容範囲も変わってきます。

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