インナーチャイルドを支え合える相性(月と土星)

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結論だけを知りたい方は、実際のカップルの例だけを

読んで下さい。

心の痛みに関する土星とキロンの違いという記事に土星と

心の痛みの関係について書きましたが土星は、前向きで

あればあるほど扱いが分かり難い天体です。

これは月から始まって水星、金星、太陽、火星、木星、土星、

天王星、海王星、冥王星と公転周期が長くなるほど人間の

エゴから見た時に長所と短所の乖離が大きくなるのに

土星は、個人のキャラクターの柱として大きな役割を

持っているからです。

月星座を満たすことは快適です。

それどころか月星座が示す要素が長期的満たされなければ

情緒が不安定になります。

太陽星座が表す価値観が満たされれば理想が叶った状態ですから

それはそれで生き甲斐を感じることが出来ます。

しかし土星の働きは、必ずしも自分自身にとって快適なものとは

限りません。

土星の象徴をざっと見ていきます。

1、土星は自分自身にとって権威的な人物を表します。

上司や親を当てはめて考えても良いかも知れません。

権威者の言うことに従わないと罰せられるかも知れません。

簡単に言えばうるさい存在です。

こう言った部分も土星が嫌われるところです。

しかしネイタル(自分自身)のホロスコープの土星ですから

最終的に自分自身が権威を得る人物像として土星を

読むことも出来ます。

土星は、月と太陽の組み合わせによって発展した内容が

具体的に形(人物像や成果)になったものです。

この人物像や成果は、愛を支える力があります。

この記事的に言えばインナーチャイルドを支えてくれます。

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2、土星は、恐怖心と読むことも出来ます。

月と太陽の組み合わせによって発展してきたものを

どこかで止めてしまうのです。

止めるタイミングは、ネイタルのホロスコープの土星と

スクエア、オポジション、スクエア、コンジャンクションに

なる7年周期のタイミングです。

これは個人のエゴにとって恐怖でしかありません。

しかし見方を変えれば自分自身が取り組んでいることが

他人と比べて上手くいかないような時であっても

7年周期の内容に沿って支えてくれているとも言えます。

それぞれの節目のタイミングで決意を新たにします。

これは方向性もなく発展し続ける理性に対して一定の幅の

規律を与えることで現実的な成功や成果を与えてくれます。

この作用は、土星は単に愛を支えるだけではなく

成長を促す存在でもあることを示しています。

実際のカップルの例です。

女性パートナーの太陽が双子座で月が魚座です。

男性パートナーの太陽が射手座で月が牡羊座です。

これだけ見ると女性パートナーの月魚座は、ちょっと無理をします。

自分の月星座と恋人やパートナーの太陽星座の相性が悪い場合に何とかする方法

のパターンもありますが、

生まれ時間が分からない場合は、お互いの土星がお互いの月を

支えてくれる相性かな?という見方も出来ます。

実例のカップルは、男性パートナーの土星が魚座で、

女性パートナーの土星が牡羊座です。

ですから交代で甘える合うような感じになります。

太陽意識にでは助け合える感じですが月星座同士では

男性パートナーの牡羊座が慣れてくると少し意地悪な感じになります。

せっかちで結論を急ぐ月牡羊座と繊細で恐がりな月魚座は、

けっこう月魚座にとっては負担です。

ですからお互いにいちゃいちゃすると言うよりも

どちらかが甘えたい時はどちらかが大人になってしっかりと

受け止めてあげる感じになります。

土星は上記したように厳しい側面もありますし、個人の土星の性質は

サイン(星座)だけで決まるわけではありません。

ハウスやアスペクトでどんな感じで支えてくれる土星なのか

異なります。

それはもちろん自分自身の月も同じです。

サイン(星座)だけではありません。

つまり人によっては、交互にお互いの月(インナーチャイルド)を

支え合った方が良い場合もあります。

サイン(星座)だけでなくお互いの月と土星の性質をしっかりと

読んで癒し合える組み合わせなのか検討してみて下さい。

このような場合の相性は、一見支配的に振る舞う男性パートナーの

水星と土星がハードアスペクトだったりします。

これは兄弟姉妹との影響から感じるプレッシャーや

学校生活での学習に関する苦手意識等々の理由で

インナーチャイルドが傷ついていて支えを必要としていることが

考えられます。

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