生まれた時のドラゴンヘッドにトランジットの冥王星が、
コンジャンクションになる運勢は、人間関係(友人、恋人、
結婚等々)に変化が生じ易くなります。
これまで重要に感じていた人と別れたり、新たな展開を
作り出すような人間関係が始まったりします。
人間関係を表す感受点に対して、死と再生の冥王星が
張り付いてきますから、極端なことが起こりがちです。
恋愛占いとタイトルに付けていますが、人間関係全般に
変化が起こります。
例えば、ドラゴンヘッドが山羊座であれば、人間関係でも
独立性が重要なポイントになります。
ですから、もし、それまで恋人やパートナーに依存している
ような人であれば、冥王星の変化の影響を受け易くなる
可能性が高くなります。
しかし、このような重要ポイントは、当然と言えば、当然
であって、その理由は、ドラゴンヘッドとオポジションに
なるドラゴンテイルが、蟹座だからです。
蟹座は、仲間に対して共感力が高く、仲間以外の人には、
人見知りと言うか、排他的ですらあります。
このような蟹座と山羊座の緊張感は、ポジティブになる
姿勢を保つことで、両方の良い面が出ます。
蟹座は、仲間に依存し、山羊座は、自立しようとします。
このような対抗関係(１８０度)は、どのようなドラゴン
ヘッドとドラゴンテイルの組み合わせも同じです。
言い方を変えれば、トランジットの冥王星は、生まれた
時のドラゴンテイルとは、オポジションになります。
ですから、自立するだけでも上手くいきません。
依存と自立を繋ぐものは、「信頼」みたいなものかも
知れません。
気を付けたいのは、生まれた時のドラゴンヘッドとの
アスペクトや他のトランジットのアスペクトです。
ホロスコープは、おみくじでは、ありませんから、
仮にドラゴンヘッドとトランジットの冥王星の
コンジャンクションであっても、必ず他の配置の影響も
受けます。
特に、この運勢に、生まれた時の土星やトランジットの
土星が絡んでいる場合は、何らかの制約がかかっている
はずなので、それが落とし穴にならないように注意して
下さい。
このような土星の使い方は、制約があるからこその自由が
必ずありますから、そこに焦点を合わせることです。