第4ハウス太陽と金星の結婚願望を阻むバリアとしてのベスタ

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太陽や金星が第4ハウスにあると結婚願望が

強くなると言うよりも家庭生活が幸福を実現

する場所として適正があります。

何よりもそのような幸福のイメージに自然に

惹かれていきます。

太陽がある場所(ハウス)は、自己実現するための

意識空間であり、金星のあるハウスは幸せを感じるための

意識空間になります。

第4ハウスにある太陽は、ICに近ければ近いほど

家族中心主義になっていきますがそれは先祖を

初めとする血のバックボーンとも言うべき民族的な

潜在意識繋がっていける可能性があるからです。

言い方を変えればそう言った繋がりを大切にすれば

するほど発展し易くなります。

第4ハウスにある金星は、きちんとした家庭生活を

営むことに喜びを感じます。

金星は、確かに命に関わる部分ではありませんが

楽しみを無駄だと考えるような究極の非常事態環境に

生きるような考え方が楽しくないことは簡単に

理解出来ます。

ですから精神的なバランスを崩したり、本当に戦時下でも

ない限り金星は大切です。

第4ハウス金星は、自分自身の喜びを大っぴらに扱うことに

抵抗を感じる傾向がありますから出来るだけ喜びを犠牲に

しないように丁寧に扱うことが必要です。

金星的意識だけではありませんが、継続的に育てないと

楽しみが分からなくなります。

第4ハウスにある太陽や金星は、蟹座的(家庭的)要素を

帯びています。

つまり家庭的な自我や幸福感も持っています。

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上記のような太陽や金星に適した幸福に向かってエネルギーを

避き難い状況が何故出来てしまうのか、一つだけ例を上げて

考えてみます。

一番ありがちなことは、仕事の邁進することで家庭で過ごす時間を

多く割けない生活になることです。

その一つのパターンとして仕事や健康の第6ハウスに月やリリスが

あったとします。

第6ハウスの月だけを周囲からの要請に対して応えることで

安心感を得てきた習慣がそのまま仕事にも向けられる傾向が

あります。

しかし実際に本当に仕事をすると理解出来ますが仕事は

ここで終わりというものはなく、月の性質をそのまま

仕事に向けることは月のニーズを破壊することに繋がる

可能性があります。

第6ハウスにリリスがあると仕事に対して強いこだわりが

生まれるので第6ハウスに月だけがある場合よりも仕事に

対する入れ込み方が激しくなります。

こだわりが生きる職種を選択することでかなり浮かばれる

リリスなので転職もありです。

このような月とリリスがコンジャンクションした状態で

第6ハウスにあると余計に仕事に夢中になります。

これは自分自身の根本的な安心感と関わっていることなので

なかなか譲れません。

そうは言っても共働きを選択する世帯も約半数はいる

わけですから結婚生活も職業生活も両立させてしまえば良いと

言っても良いはずです。

ところがこの月が潜在的な怒りを表す第12ハウス火星と

オポジションだったりするとその受け皿としても機能しますし

月とリリスだけでも強かったこだわりが更に強くなります。

それでもバランスをとって同じくらい家庭生活にもエネルギーを

注げば良いと言えます。

気にしたいのは双子座のベスタです。

このベスタは常にメンタルの距離を取りたがります。

このタイプの人を好きになった人であれば感じることですが

何とも言えない「間」を作ります。

これはビジネス関係には、とても有効ですが愛情を育む場合には

少しネックになります。

自分自身を簡単には愛させないバリアみたいな働きをするからです。

このベスタがどのような環境で働くためにバリアを張るのかは、

ハウスを確認するのであれば取りあえずハウスをチェックします。

例えば第11ハウスにあれば何らかの理想を描いていることが

理解出来ます。

それが具体的な愛情に対してバリアを張っています。

もしこのベスタがインターセプトされているハウスにあれば

自覚することはかなり難しいです。

そしてインターセプトは対になるハウスもセットですから

第5ハウスにある天体や感受点も気になります。

もし冥王星とかがあれば膨大なエネルギーを取り出すために

仕事をしている可能性があります。

そしてコンジャンクションしている月やリリスが射手座であれば

自由は必需品ですから結婚制度に対して拒否感があるかも知れません。

このベスタのバリアは、仕事を通して何らかの資質を発掘させようと

している可能性がありますからとても長期的な取り組みです。

出来れば太陽と金星の幸せと両立しながら取り組むことが

理想だと思われます。

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