キロンが蟹座にあると、生育環境が要因となって、
愛や優しさがどこまでも欲しくなります。
キロンは、公転周期が長いので、なかなか渇きが
止まりません。
このようなキロンが、ドラゴンテイルとコンジャン
クションになっていると、この渇きは、かなり因縁
めいていて、なかなか解決するものでは、ありません。
このような配置に対してネガティブに向き合うと
交際相手から足元を見られるような付き合い方に
なってしまい易くなります。
その結果、都合よく扱われる可能性があります。
振り回されるのが嫌で別れてしまうかも知れません。
このようなタイプの人は、積極的に優しさを求めると
上手くいき易くなります。
今回の記事で取り上げている配置を持っていると、
どんなに優しくされても、簡単に満たされることは、
ありません。
これをカルマみたいに否定的に考えるのではなく、
肯定的に捉える必要があります。
例えば、水が欲しいのに、砂漠に行っても水は、なかなか
手に入らないですし、仮にあっても、貴重であり、高価な
ものとして取り引きされる可能性があります。
しかし、日本のような国では、公園で無料で水を飲むことが
出来ます。
少なくとも、砂漠よりは、水が豊富にあります。
優しさについても同じです。
ドラゴンテイルは、カルマや因縁みたいに言われることが
ありますが、そのようなものの実態は、労せずに発揮出来る
資質として、扱われ易く、意識的に用いられない形で、自分
自身の中で保存されている情報や資質とも言えます。
積極的に用いられないのです。
言い方を変えれば、辛い時に利用され易い資質になります。
優しさが必要なタイプの人ほど、豊富に優しさを持っている
世話好きや包容力のある人と付き合っていくことが大切です。
それが欲しいから、自分自身を安売りをしようとすると必ず
こじれていきます。
このような配置で、キロンと水星のアスペクトがハード
アスペクトの人は、何かと判断に迷うことが多いかも
知れませんが、本当に自分自身に必要なものを優先する
ことが幸せの秘訣になります。
求めるものの対価、補償等を自分自身の長所でwinwinになる
相手と巡り合うことで、発展しながら業は、消えていきます。