娘の幸運の表層を覆う父親の呪い?(タロット占い、占星術)

1枚目のカード

コインの10の正位置

1枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を

表しています。

最初は、家族に対して関心を払っていた(コインの10

の正位置)と読むことが出来ます。

2枚目のカード

カップの6の逆位置

2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。

話し合った末の離婚だった(カップの6の逆位置)と読むことが

出来ます。

3枚目のカード

ワンドの5の逆位置

3枚目のカードは、2枚目のカードの先の状態を表しています。

離婚の時に話し合った内容(約束、契約)を果たすために疲れ果てた

(ワンドの5の逆位置)と読むことが出来ます。

4枚目のカード

ソードのキングの正位置

4枚目は、父親の対策カードになります。

何かしら振り切ることが出来ない理由があった(ソードのキング

の正位置)と読むことが出来ます。

言い方を変えれば、振り切る決断が出来なかったから白骨化した

と読むことが出来ます。

もっと言えば、何度も、振り切ることが出来ない存在を、振り

切ろうとしたのでしょう。

その対象は、離婚した妻と娘だと読むことが出来ます。

振り切れなかった理由は、妻と一緒にいては、気の毒だと理解

していた娘のことを、引き合いにされていたからと読むことが

出来ます。

5枚目のカード

法王の逆位置

5枚目のカードは、娘の本音部分を表しています。

何かしら、頼りにしたくても、それが出来ない父親だと思っていた

(法王のカードの逆位置)と読むことが出来ます。

6枚目のカード

戦車の逆位置

6枚目のカードは、白骨化した父親の本音部分を表しています。

元妻も娘も、自分の気持ちを理解してくれない(戦車の逆位置)から、

出来れば、離婚したことだし関係を断ちたい(戦車の逆位置)と

読むことが出来ます。

元妻から、娘を出汁にして、様々な無理な要求をされていたと

読むことが出来ます。

言い方を変えれば、娘さえいなければ、元妻にコントロールされる

必要は、なかったと思っていたのかも知れません。

7枚目のカード

ソードのクイーンの正位置

7枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。

元妻にコントロールされて、いつも、どこか緊張したまま

暮らしていた(ソードのクイーンの正位置)と読むことが出来ます。

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ホロスコープ

元妻の離婚条件に応じるために、娘の養育費や学費として、給料と

比較すると、相対的に、かなり高い金額を要求されていたのかも

知れません。

養育費は、収入に対しての相場がありますが、少なくとも、それを

けっこう上回っていたと読むことが出来ます。

しかし、元妻に娘が迫害されないために払うしかなかったのかも

知れません。

自分自身の人生を守ることが正しいのか?、自分(父親)よりも

母親の味方(手先)となるような娘を過度に守るべきなのか?

分からなくなっていた(6枚目の戦車の逆位置)と読むことが出来ます。

これ以上、お金を要求されても、支払うことは、自分自身の死を

意味すると感じていたと読むことが出来ます。

元妻は、恐らく定期の約束の支払い以外にも、娘のためだと言って、

元夫に金銭を要求していたのでしょう。

娘のインターセプトされた第6ハウスは、父親の評価されることの

ない労働を表し、当然、同時にインターセプトされる第12ハウスは、

知らざれる犠牲を表していると読むことが出来ます。

これは、娘自身のインターセプトでもありますから、隠された労働

(元妻にこき使われ、連絡に怯えた父親)と犠牲(離婚後の人生の可能性を

何もかも奪われ、最後の何かまで取り上げられた)が、人生の宝物の

表面を覆い隠していると読むことが出来ます。

覆い隠している何かを「呪い」と表現するのであれば、それは、それで、

覆い隠しているものに浮かんでいるものとしては、正解なのかも

知れません。

それを「呪い」と表現するのであれば、娘を虐待した母親の存在は、

娘自身であり、こき使われ、元妻と娘の犠牲になった父親であった男性が

呪いの仮面を被って娘の宝物(インターセプトされた二つのハウスのサイン)

の上で待っていると感じるのも正しいでしょう。

仮に母親が、どんなに悪くても、母親は、可愛そうな存在でなければ、

娘自身が愛されないということになります。

そして、代わりに、父の呪いを恐れ、無意識に身を守り続けることに

なります。

インターセプトされたハウスにかけられた何らかの鍵を解くのは、50歳

までかかるとか、土星期全部を使うとか、言われることもありますが、

愛されるべき自分自身(娘)と母親(元妻)が、どんなに関係性があるように

見えても不可分な関係である限り、父親は、娘を呪う存在として、位置付け

られ続けると読むことが出来ます。

しかし正確に言えば、父親が娘を呪う存在にされているからこそ、娘の

愛情関係は、成り立っていると言えます。

言い方を変えれば、父親よりも、母親こそが、自分自身と同じ気の毒な

存在であり、祖父母の代から、引き継がれた因縁のようなものの犠牲者だと

理解出来るからです。

同時に、父親は、そのような因縁から母親(元妻)と娘を救い出す義務が

あったのに出来なかったと言う事でしょう。

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