金星水瓶座の人と太陽が獅子座であったりするような
個人天体に獅子座色(火のサイン含む)が強いと、最初は、
とても惹かれあい易くなります。
水瓶座と獅子座は、オポジションの関係ですから、
正反対の組み合わせですから、何らかの理由で、意識
してしまうと、お互いを、とても魅力的に感じます。
その理由は、自分自身にはない魅力を持っていると
感じるからです。
普通であれば、手が届かないような魅力に触れる機会
とも言えます。
しかし、もし金星水瓶座の人の第５ハウスが蟹座であった
場合は、自分自身の気持ちをはっきりと伝えるよりも、
好きになった人に、自分自身を変えてでも合わせていこうと
しますが、金星水瓶座の人が、そのような要素を心を開いて
見せた時点で、獅子座や獅子座色が強い人は、それまで
感じていた魅力を唐突に失います。
獅子座色が強い人にとって、同調する姿勢は、好み以前に
自分自身のアイデンティティーを作り出している落差を
打ち消してしまう性質になります。
これに月が天秤座とかであれば、余計に合わせることを
愛だと感じています。
しかし、金星水瓶座の人にとって、本当の問題は、ここからです。
第５ハウスが蟹座ということは、第６ハウスが獅子座になります。
ですから金星水瓶座の人は、職場では、自分自身の主張を
何らかの形で、しっかりと行っているか、しっかりと獅子座らしく
ある種の威厳を保つように心がけています。
言い方を変えれば、恋愛のハウス、特に出会いからを含む
第５ハウスが蟹座の人にとって、自由恋愛は向かないと言えます。
最初から信頼出来る人から、しっかりとした人(金星水瓶座の人に
合っている人)を紹介してもらった方が良いかも知れません。
アグレッシブな人であれば、今回の例の金星水瓶座の人のような
場合は、恋愛対象と結婚対象をはっきりと分けて交際します。
恋愛は、かっこ良くて楽しいタイプの人を選び、結婚は、安定
堅実、家庭状況等々の立派な人を選びます。
そんなことは、ずる賢いと感じたら、ちょっと待って下さい。
第６ハウスが獅子座であれば、手段の仕事、踏み台にする仕事と
本当に手に入れるポジション(職場)とは、きっちりと分けて
考えるはずです。
恋愛占いと仕事占いは、別と思われるかも知れませんが、正しく
占うということは、ホロスコープ全体を読むことです。
仕事では、そういうキャラクターなんだったと気が付くと、
自己主張をしなければ続かない恋愛なんて疲れるだけだとも
気付けるはずです。
そうすると、そもそも、どこでボタンを合わせれば、恋も仕事も
好みのポジションに収まるのかな？ということになります。
仕事か恋愛か？でもありませんし、どっちかが上手くいくと、
あっちは駄目とか、そういうことでは、ありません。