第７ハウスから第１２ハウスは、社会的な
関わりや場と一体化しようとするので
難しい側面があります。
第７ハウスが蠍座の場合
死ぬ気で付き合えるパートナーを見つけると
生命力がチャージされます。
パートナーは、公私を問いませんが、
何と言っても本気度が違いますから、
それに相応しい相手が必要です。
蠍座は、全力を出すことよりも、全力を
受け止めてくれる相手を探すことが大変な
サインなので、パートナーの選択には
慎重さが必要です。
第８ハウスが蠍座の場合
何かを通して死のイメージに触れることで
生命力がチャージされます。
直接的に触れることは難しいイメージなので、
文学や現代アート等、自由度が高い芸術を
通してそのようなイメージに触れることを
お勧めします。
第９ハウスが蠍座の場合
自分自身の命とも感じられるような思想に
深く没入することで生命力がチャージされます。
思想と言っても、机上のものだけではなく
独自のビジョンを抱えて洞窟探検をするような
特定の思想感情を追及する行動が出来れば
同じ効果が得られるはずです。
第１０ハウスが蠍座の場合
自分の専門分野を深く追及することで
生命力がチャージされます。
しかし、第１０ハウスの蠍座が生命力を
チャージするためには、どんな専門分野でも
良いわけではなく、あくまでも自分の死ぬほどの
本気をかけるに値するものでなくはなりません。
第１１ハウスが蠍座の場合
友人関係や社会活動に本気で取り組むことで
生命力がチャージされます。
本来、友人関係や社会的な活動は開かれた
器であって、蠍座特有の自分のエネルギーを
満たしたい願望とは相性が良くありません。
生命力がチャージするどころか、注いでも
注いでもザルのように抜け落ちていきます。
それを避けるために、本来の友人関係や
社会活動とは異なる閉鎖的なものになりますから
自分自身と他の友人やメンバーとの関係性に
恐ろしいほど影響されます。
そのような仲間が自分にとって本当に相応しいのか、
よくよく考える必要があります。
第１２ハウスが蠍座の場合
深層心理に深く没入することで、生命力が
チャージされます。
第１２ハウスは、第１１ハウス以上に範囲が広く
エネルギーを満たすよりも、無の空間に
エネルギーを固定することになるので、
日常性のない事柄に生命力をぶつけることで
得られる反射を実感として、生命力が
チャージされます。
それが何であるかは、偶然に支配されるでしょう。