ホロスコープとスピリチュアルな関係

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私たち個人の意識は、ホロスコープで言えば太陽や月を

初めとする個人天体を通して感じられる部分で成り立っています。

ところが影響力の大きさは、世代的な天体と言われるものほど

強くなっていきその内容も広大無辺なところがあります。

そしてそのような天体がトランジットで影響を与えてくると

運勢に押し流されるようなこともあります。

このような働きは、個人のエゴと大きな影響を与える天体が

司る無意識みたいなものが対立的であるという意味ではなく

個人の意識は、個人が把握仕切れないコントロール仕切れない

ものの上に成り立っているということを意味しています。

無意識的な部分やもっと深い普遍的な要素と個人の意識は

様々な形で繋がっています。

ホロスコープで読み取れるような個人の意識の在り方は、実際に

目に見える空間だけで表現されるのと同じように無意識レベルの

世界にも伸びています。

そしてお気付きかも知れませんが、現実の世界の中でホロスコープの

内容を全て生き切るのはほぼ不可能です。

中には出来る人もいるかも知れませんが、それぞれの要素をきっちりと

生き切るのは無理があります。

しかし無意識の世界では、それが行われています。

生きている人間にとってこれがスピリチュアルな世界です。

これがどのように働いているかと言うと一つの例として電車に飛び込んだ

女性のことを書きます。

仮にAさんとします。

Aさんは、母親との確執や夫との関わりの中でネガティブな気持ちが

高まっていきある日少しばかり家出をしようと思いました。

このような場合は、実家に帰るのがパターンですが、実の母親も

一緒に暮らしていたので幼い子供二人を連れて旅館に向かったのです。

ここからは具体的な足取りが分かるだけで今となってはAさんの気持ちを

直接的に聞くことは出来ませんが、恐らく少し気晴らしが出来たら

自宅に帰るつもりだったと思います。

しかしその旅館は、ネガティブな気持ちの人が引き寄せられる傾向が

あるところで、その旅館にチェックインして休んでいたのに、突如

深夜に幼い子供二人を連れて魔の踏み切りに飛び込みました。

ネガティブな気持ちがその旅館を選択させ、更にその旅館にいた

強い霊が飛び込む人が多い踏み切りに連れて行ったとも言えます。

この方のホロスコープもかなり読み込みましたが、それはその人の

意識の在り方でありその底には個人の無意識や普遍的な無意識に

繋がっているだけで、そのホロスコープ自体がそのような運命を

引き起こすと限定されたものではありません。

結論だけを言えば悪いホロスコープはありません。

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どんなホロスコープであっても花を咲かせ実がなります。

もちろん難しいホロスコープはあります。

しかしそれは育てるのが難しい高級な花みたいなものであって

悪ではありません。

どんな丈夫な花であってもポジティブな気持ちで育てていかないと

やがて枯れてしまいます。

もちろん人の気持ちは単純にネガティブ、ポジティブで二分出来る

ものでも、どこかですっぱりと切れるものでもありません。

どちらかと言えば気持ちの容量を100とすれば、ポジティブな

部分が51でネガティブ部分が49かも知れません。

その僅か2ポイントの差を大きく感じているとも言えます。

もっと言えば49ポイントもネガティブな気持ちがあるのは、

必要だからです。

ポジティブと対比するとネガティブさは、悪みたいですが

危険性を回避したり、適切に自分自身を抑圧することは適応に

必要なことだったりします。

それが結果的に成長に貢献したりもします。

不遇な時期に魂に気付く。

魂がが育つ。

という側面もあるでしょう。

しかしその人全体がネガティブな気持ちになると生き抜くことが

難しくなります。

それが長期間続けばそのような方向に少しずつ引かれていくでしょう。

それも現実としてあります。

だったら馬鹿みたいにどんな時でもポジティブにやっていれば

良いのでは?ということになりますが、個人の意識は、ハンドル

みたいなものであって、心の目を閉じたまま運転してもトラブルや

事故を起こします。

実は、ホロスコープは無意識の方向にも向かって伸びていると

書きましたが、その方向性は、生まれ直すような働きとして

第8ハウスの地下水路の世界として少し書いていますし、その他の

ハウスもそれぞれの働きを持っています。

私たちが意思を持って望む人生を得ようとする時に努力する場合は、

現実を通して行うしかありません。

これがスピリチュアルな在り方だけでは無理な部分であり、悪霊たちが

悲しい存在である理由です。

生きている人間は、現実という空間を利用して自分自身を望むように

改善することが出来ます。

悪霊は、それが出来ないから人を引き込みます。

生きている人間は、この部分を良くしたいと思えば、それが可能な

場所に赴きます。

そして教わる必要があれば誰かに教わることも出来ます。

自我の使い方は、損得ではなくスピリチュアルな部分がポジティブに

なるためと言えます。

例えば金星山羊座であればメリットのある関係性を重視するみたいな

ことが書いてありますが、そのような選択が無意識をポジティブに

するからです。

この記事の内容は、自分のホロスコープで望む結果を出すには

ポジティブであれば良いと一行で書くことも出来るものです。

しかしそのためには無意識の様々な層にも自分自身のホロスコープが

展開しているスピリチュアルな在り方があると知っていると

かなり意味合いが違って来るかも知れません。

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