ホロスコープの読み方

この記事は田代まさしさんの逮捕を受けて

書いた記事の冒頭にあったものですが、

占いそのものとは内容が異なるので

別記事にしたものです。

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誰かが逮捕されたりした時にネイタルの

ホロスコープに全ての行動の原因を求めると

人は運命の操り人形になってしまいます。

占星術という見えない作用を扱う技術

であってもトランジットという考え方が

あります。

つまりそこに花火があったとしても

誰かが着火しない限り花火はそのままです。

その人の資質も何かしら着火する部分

(トランジットの刺激)がなければ動機が

引き出される機会は減ります。

動機があったとしても不適切な欲望は

自分自身のために選択しないことも出来ます。

有能な人物は不利益を押し付けられても

有益なものに変えてしまうこともあります。

田代まさしさんは、複数回にわたって厳重注意や

逮捕されていますが、トランジット的にやはり

厳しいタイミングの時が多いです。

そもそも売れっ子だった時代もあるわけです。

田代まさしさんの良い資質が表現されていた

時期もあったということを前提に考えずに

ネイタルのホロスコープに悪い部分だけを

探すと誤った見解になります。

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つまり結論ありきの鑑定になります。

どんな人にも短所や長所はあります。

その尺度も文化によって変わりますから

短所の定義は自分の利益にならないことだと

考えています。

正常と言われる状態であれば人は自分にとって

不利益な選択はしません。

ここで問題になるのは、世間的に不利益に

見えても本人自身にとっては何らかの利益に

なるという場合と世間的にも不利益で

本人にとっても不利益な場合です。

これによってホロスコープの解釈はまったく

変わってきます。

ここまで考えたとしても、人が何かの行動を

選択する時にはその時だけのことであっても

何らかの利益があると考える方が正しい

と思われます。

たとえ脅迫されていたとしても、それから

生まれる不利益を回避しようとしたと

言えるのです。

もちろん、異なる考え方もありますし、

どんな状況であっても何が絶対と言うことは

無いと考えますが、基本的に何らかの利益を

選択するということと、選択の自由がある場合は

その選択に何らかのキャラクターが表れている

と考えています。

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