水星と生き辛さの関係(母親問題と水星 木星 合)

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結論が最後に来ていて読み難い内容になっています。

アスペクトの意味ではなく要旨だけを知りたい方は、

「もしこのような水星に肯定的になれない場合」

と言う部分に書いています。

本文は、ここからです。

この記事で取り上げるのは、水星と木星のオポジションです。

基本的に黙っていると病気になります。

妄想が多くなるのです。

水星は話すの他に書くという側面もありますから、話す相手が

いなければ書くこともお勧めです。

水星と木星のオポジションと言ってもサイン(星座)の組み合わせで

その雰囲気はかなり変わります。

例えば水星が乙女座で木星が魚座の場合は、特に無意識に

なり易いかも知れません。

(ホロスコープ全体の影響を考慮する必要があります。)

木星魚座の中にある一点に対して水星乙女座が集中してしまう

ことで、それ以外のことに関心を払わなくなるからです。

木星が魚座のタイプの人の共感のアンテナに反応したものの

中から水星乙女座が修復したいと感じるようなものに自然に

反応しているだと思います。

修復と言うとモノっぽい感じになりますが、乙女座的性質は

自分自身のエリアの中に整っていない状態のものがあると

とても気になります。

つまり言い方を変えれば自分自身の中にある何かが共感

することで乱れてしまい、その原因である対象である人や

物に対して行動する(オポジション)しかないのです。

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もしこの水星が第9ハウスにあれば、気になった相手の言葉の

本当の意味を理解しようと全力を尽くすので余計に無自覚に

なり易くなります。

しかもそうすると第3ハウスの魚座の部分に木星があることに

なります。

第9ハウスもそうですが、この第3ハウスもカスプが双子座や

魚座という保証はありません。

第3ハウスのカスプは、水瓶座の可能性も十分にありますから

取りあえず第3ハウスにある木星ということだけで言えば

話ながらいろいろと思いつくので余計に会話が止まらなくなります。

会話と言ってもこの間は、恐らく一方的に話し続けているはずです。

ただ話している自覚が持ち難いのは、恐らく相手に気になることを

矢継ぎ早に質問し、その返答に対して新たな質問をするという

会話のパターンだからです。

このアスペクトの長所

水星と木星のオポジションは、明らかに拡大する知性です。

ただ拡大する一方で整理整頓されるかどうかは別になります。

しかも学んで理解して仕込みをして披露するようなものではなく

とにかく表現していく性質のアスペクトですから、表現していて

楽しい知識は何か?という視点で考えると良いかも知れません。

そして重要な点ですが、水星と木星のオポジションのアスペクトに

対してほぼ100パーセントの確率で他の天体や感受点と

アスペクトを持っているはずですから、そこまで考慮した時に

どう活かすべきか考えないと実際的ではありません。

例えば月と木星がセクスタイルであれば、月は、水星と

トラインですから、月が加わることで水星と木星のオポジションは、

調停の複合アスペクトになります。

そうすると水星と木星のオポジションのとめどもない知性の働きが

月(感情)が優しく加わることで他者にとって受け入れ易いものに

なるはずです。

そもそも月と水星と木星のコンビネーション自体が親切な側面が

出易く、それらが調停(メディエィション)でアスペクトを作っている

のですから一般的な印象は良いはずです。

この水星を活かすには、太陽、月、土星と言った部分に表れる

基本的なキャラクターが明るい方が良いでしょう。

適切な場で適切な相手にアプローチ出来れば基本的に親切な

会話能力ですから必ず誰かの役に立つはずです。

もしこのような水星に肯定的になれない場合

このような水星に対して何らかの事情で肯定的になれない場合は、

かなり悩むはずです。

調停(メディエィション)だから肯定的に働かないことはないでしょう。

一般的には、自分自身の月星座と母親の月星座若しくは、太陽星座と

相性が悪い場合に活かし難くなります。

そのような場合は、調停(メディエィション)ではなく月と水星と木星の

Tスクエアの方が良くなります。

どのようなホロスコープであっても関わる相手で評価はガラッと

変わります。

完全に客観的な自分というものは、どこにも存在しません。

これは悲しいことではなく良いことです。

物質世界では相対する存在との関係で全てが決まります。

つまり評価は相手次第でいくらでも変わりますから

新しい面を伸ばしたいと思えば新しい出会いを求めれば良いのです。

愛しているから拘束するという論理は、その可能性を封じたい

という意味です。

相手が自由になれば異なる評価をされることに怯えているから

身体的に精神的に拘束するのです。

そしてそれが最も成功するのが母親という立場です。

生まれ落ちた子供は、母親の反応を鏡にしなければ、客観的な

自分自身が分からないからです。

しかしその鏡に映し出された自分が、自分自身の本質と

かけ離れたものであればあるほど生き辛くなります。

現実と自分自身の間の乖離が大きくなり、その幅を日々の努力で

埋められなくなり精神的に病んだ状態になります。

人生が赤字になるのです。

誰だって完全な鏡を持っているわけではありません。

ただ乖離している分をそれほど苦労なく埋められるかどうかの

違いです。

月が絡んだアスペクトは、誰がその内容を扱っているのか?

今回の月と水星と木星と調停であれば、その内容は誰の言葉なのか

検証することが大切です。

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