１枚目のカード
恋人の逆位置
１枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。
ツーリングの後に身を投げた方は、地下水路を流され、水の中で誰かに
出会った(恋人のカード)と読むことが出来ます。
水の世界と言ってもダムの水では、ありません。
ツーリングの後に身を投げた方は、自分自身の輪郭を失ったままでも、
自分自身でいられる場所に自然に流されていくより仕方がないのです。
生き辛い時に努力が及ばなくなり、駄目になっていく自分自身を、ただ
観察し続けるしかないような時間を流されていくのと似ています。
ツーリングの後に身を投げた方の意思ではなく、相応しい環境に
吸い込まれるように流されていきます。
ですから、その相応しい誰かは、環境そのもののような存在であり、
ツーリングの後に身を投げた方が余程、意識を作ることが出来なければ、
やはり孤独なままです。
輪郭を失って曖昧な意識で地下水路を流され続けるツーリングの後に
身を投げた方にとって、意識と言う引っかかりが、自分自身にある
ことすら信じられないかも知れません。
それでも、何かがあったからこそ、相応しい環境(相手)に辿り着いた
(恋人のカード)と読むことが出来ます。
２枚目のカード
コインの１０の正位置
２枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
ツーリングの後に身を投げた方は、亡くなった後、初めて状況が好転
し始めた(コインの１０の正位置)と読むことが出来ます。
しかし、それは、ゴール(コインの１０の正位置)でもあります。
ここは、生前、ツーリングの後に身を投げた方が、望んだ豊かさを
全て兼ね備えた空間(コインの１０の正位置)と読むことが出来ます。
しかし、これ以上、発展することのない、衰えていくだけの世界です。
それでも、様々なものが配置されていますから、ツーリングの後に
身を投げた方は、しばらくは閉じられた世界であることに気がつかない
はずです。
３枚目のカード
カップの３の正位置
３枚目のカードは、２枚目のカードの先の状態を表しています。
２枚目のカード解説で、ある種の牢獄のような空間にツーリングの後に
身を投げた方が流れついたような書き方をしましたが、ツーリングの後に
身を投げた方は、この空間で、限界付近まで、自分自身のエネルギー
みたいなものを高めていく(カップの３の正位置)ことになります。
曖昧になり過ぎた輪郭を自他の区別がつくくらいに、この世界の他者から、
安易に侵入されないレベルにまでエネルギーを高めていくのです。
そして、この世界にって、ツーリングの後に身を投げた方が異物と
認定された時に排出されます。
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４枚目のカード
塔の逆位置
４枚目は、ツーリングの後に身を投げた方の対策カードになります。
ツーリングの後に身を投げた方は、この環境の様々な要素を利用
しなければ、この世界から出ていくいことは、出来ない(塔の逆位置)
と読むことが出来ます。
ですから、対策内容としては、それらを活かすことになります。
５枚目のカード
ワンドの３の正位置
５枚目のカードは、ツーリングの後に身を投げた方が辿り着いた
環境の意識を体現する者の本音部分を表しています。
ツーリングの後に身を投げた方がやって来たことを喜んでいる
(ワンドの３の正位置)と読むことが出来ます。
ツーリングの後に身を投げた方と流れ着いた先の空間を体現する
意識は、１枚目の恋人のカードの逆位置が正位置の状態になるまで
協力し合っていくと読むことが出来ます。
言い方を変えれば、お互いが協力しなければ、この空間に、いつまでも
縛られるのです。
俗っぽ表現をすれば、地縛霊みたいなイメージになってしまいます。
これは、どちらにとっても不利益な状態です。
６枚目のカード
太陽の正位置
６枚目のカードは、ツーリングの後に身を投げた方の本音部分を
表しています。
ツーリングの後に身を投げた方は、やっと心(みたいなもの)が
開いたように感じた(太陽の正位置)と読むことが出来ます。
久し振りに意識が目覚めたのかも知れません。
７枚目のカード
正義の正位置
７枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。
今回のカードは、１枚目の恋人のカードも二人、６枚目の太陽の
カードも二人(マルセイユ版)、正義のカードは、二つの天秤とも
言えますし、天秤と剣とも言えます。
ツーリングの後に身を投げた方は、生前の自分自身の無意識
みたいな世界に流れ着いたと読むことが出来ます。
当然、無意識みたいな世界であって、無意識では、ありません。