今回はアセンダントと海王星のオポジションをタイプの人に
ついて書いています。
今回は、対策内容に絞って書いていて、悲惨な実例は、
上げていませんから安心して読んで下さい。
これまでも、何度も断っていますが、記事を書く都合上、
一つの要素だけを切り取っています。
アスペクトは、ほとんどの場合において、二つの天体や感受点の
組み合わせで成り立つことはなく、複数のアスペクトが
繋がっているものです。
ハウスまで考慮すると、もうホロスコープ全体を読むことに
なります。
そして、その時々のトランジットの天体の影響や人間関係の
相性、恋人やパートナーの相性によって引き出される部分、
これらの影響もあるという前提を大切にして読むことが大切です。
そして、最も重要で自覚出来ないのが、幼児期に吸い込んだ
両親や周囲の環境の影響です。
ある意味、サターンリターンを乗り越えるまでは、上記の影響を
友人関係や恋人やパートナーを通して対話しているとも言えます。
今回、取り上げるアセンダントと海王星のオポジションも
その一つです。
アセンダントは、ルックスみたいな解説がされることが多いですが、
生きる姿勢でもあります。
生きる姿勢と言っても意図したものではなく、生命のエネルギーが
放出される時のデザインみたいなものです。
これは、極端なことを言えば、朝、起きる時ですら放射されるものです。
そのような姿勢が、夢か幻みたいな海王星と向き合っているのです。
サイズ感で言えば、海王星と正面に向き合ったままにらまれている
ような配置です。
それでもオポジションは、前進していきますから、このようなアスペクトを
持つタイプの人は、夢や幻の中に向かって進んでいきます。
夢や幻は、そのままでは、叶わないものですが、このようなタイプの人の
命は、それらに向かってエネルギーを放射します(前進します)。
命のエネルギーは、誰かを愛した時に、最も強く発揮されます。
そのような時は、誰でも喜びや悲しみを感じますが、このようなアスペクトを
持つタイプの人は、それらが海王星的に表現されます。
綺麗に言えば、優しい嘘を囁き合うのです。
優しい嘘を囁いて欲しいのです。
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そのような時に最も愛(アセンダント・生命)が高まります。
愛をアセンダント・生命と言っても分かり難いですが、具体的に言えば、
季節の匂いのようなものです。
それぞれの季節の匂いは、感じない人もいるくらいふわっとしたものですが、
それらは、草木や光や風が生み出す命です。
恋愛や結婚生活の修羅場のようなシーンであれば、騙したり騙されたり
するのが、アセンダントと海王星のオポジションです。
このようなアスペクトを持つタイプの人は、果てしなさに無自覚に身を
委ねると、いつまでも傷つきますから、自分自身が感じている幻想を
意識的に反映させる空間を持つことです。
空間と言っても、それは、箱庭みたいなもので構いません。
自分自身が好きな小物を、その時々に感じ方によって配置を変えて
置き換えてみるだけでも良いですし、絵を描く技術があれば、それも
ありです。
予算が潤沢にあれば、ファッションに全てを反映させられるだけのものを
揃えるのもありです。
ただ海王星のイマジネーションは、果てしがないので、安価で種類を
多く揃えられるものを用意して表現することがお勧めです。
それでも、アスペクトには、サインがありますから、ある程度、色に
傾向が生まれ易いので、少しずつ必要な幻想が理解出来ると思います。
このアスペクトは、一般的に報われないと解説されることが多いですが、
上記したような芸術的なアプローチをしなければ、現実で海王星の
世界を試行錯誤することは、無理だからです。
無理に行えば、時間やお金、エネルギーが浪費されます。
自分自身が好みの小物を大人買いして、自分自身の気持ちを表現する
プロセス(自分自身の命が感じている幻想を知る試み)を重ねていくと
必要な何かが理解出来ます。
理解し納得出来れば、求めている幻想に自分自身がなることが出来ます。
これは、普通に暮らしながら幻想と同一化した、とても幸せな状態です。