自分自身のアセンダントと恋人の金星が１６５度の場合は、
ある種、運命的な出会いのように感じるかも知れませんが、
それは、その金星に対して完全な相性を求めるからかも
知れません。
完全さを求めると別離の可能性も高くなりますし、自分自身
も求めるものが多くて苦しくなるかも知れません。
恋人やパートナーの言葉や行動について寛容になることが
難しく、恋人やパートナー言動に対して湧き起こる感情
(執着のクインデチレ・１６５度)を実際にぶつけるように
なっていくでしょう。
こういうことが続くと自然に恋人若しくは、パートナーは、
離れていくのは、当然と言えます。
クインデチレ(１６５度)の意味の執着と別離は、相反する
ように思えますが、執着することで、相手が離れて行くと
考えると同じ意味だと気が付くことが出来ます。
アセンダントは、生きる姿勢であり、朝起きようとする時に
使うエネルギーでもあります。
人は、何か行動する時に無意識にエネルギーを出していますが、
極端に言えば、呼吸をする姿勢ですらアセンダントと言えます。
このような姿勢は、この世に留まる以上、修正は、あり得ない
性質であり、それが、求める金星を恋人やパートナーが
持っているということは、凄いことですが、愛の意味を問えば
問うほど恋人やパートナーは、遠ざかっていきます。
もちろん、執着しているわけですから、当然、恋人やパートナーは、
なり貴重な存在に思えますし、そもそも出会いに関して運命的に
思えるでしょう。
実際に運命のよに感じる要素があることが多々あります。
しかし、そのような感じ方とは、裏腹に現実の生活で時間を共に
するためには、多大なエネルギーを必要とする相性でもあります。
このような無理っぽい部分は、自分らしく生きられるようになれば、
なるほど許容し辛くなっていきます。
上手くいく結婚は、割と恋愛から結婚への移行がスムーズですし、
籍を入れなくてもずっと同棲していたり、書類上の手続き抜きで
自然と一緒にいることが多いものです。
どちらかがクインデチレ特有の負担を背負わなくなると別れが
訪れるとも言えるかも知れません。