求めている愛情を得る方法と絶望を回避するポイント

家庭の愛情に恵まれないと、どこかしら外側に、

それや、それに代わるものを求めようとします。

それを手に入れるために、どうすれば良いのか?と

考えるようになります。

それは、人情として当然のことですが、ここに

不幸の連鎖の理由があります。

愛情を他に求める姿勢は、必ず足元を見られることに

なります。

もちろん、意識的に心理的弱者(承認や優しさ、憧れ等々

何らかの心理的な補償を与えてもらおうとする姿勢)を

狙う悪人ばかりでは、ありませんが、そのようなニーズの

人間を常に探している人物は、いますし、普通の人で

あっても、ある程度、好きに振る舞っても、この人間には、

通るみたいな感覚が大なり小なり育つようになります。

完全に受身な状態で純粋に愛情が手に入る可能性があると

したら、恵まれた幼児期しかあり得ません。

これは、諦めなければならない絶望と言う意味ではなく、

素晴らしい愛情を手に入れるには、自分自身でコントロール

する姿勢を手放しては、いけないからです。

愛情を強く求めるタイプの人(飢餓感の強いタイプの人)は、

引き換えに差し出すものも同時に強く意識しています。

それを愛情を得るために差し出すのではなく、自分自身の

人生を能動的にコントロールするために使うことが

重要なポイントになります。

これを愛情を得るために手放す(引き換えにする)というのは、

幻想であり、最終的に絶望を引き寄せます。

その過程では、小さな絶望や裏切り、非難中傷、見下されたり、

トラブル等々様々なマイナス作用が発生します。

何故なら、欲しかった愛情を得られるかも知れないという期待

から、自分自身の生きる場(居場所)をコントロールする能力を

正しく運用することを放棄するからです。

嘘みたいに思われるかも知れませんが、その人なりに、持てる

能力で、しっかりと自分自身の居場所をコントロールした方が、

相応しい愛情が得られるようになります。

タロットカードやホロスコープを使ったセッションは、このような

状態に意識を置き換えることが第一段階になります。

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